クリビアにおまかせ!
テレビの深夜劇場で『クリビアにおまかせ!』Ja Zuster Nee Zuster(2002年)というオランダ製のミュージカル・コメディを見ました。
60年代オランダのTVドラマを映画化した作品だそうです。
オリジナルはこちら。
Televisie Favorieten - Ja Zuster Nee Zuster
1960年代のオランダ、、、想像も出来ません。吉永小百合がオランダへ行く日活映画くらいですか。
ピー・ウィー・ハーマンのショーがそうだったように、“昔みたいな今”はポップさを強調するほど悪趣味なキッチュにならざるをえず、その点ではなんとか堪えてギリギリで踏み留まっている感じがしました。
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では、ストーリーがユルいという意見が多いようですね。
まぁ全盛時代のミュージカルなんてアホみたいなストーリーとすばらしい名曲が少々、派手なダンス、ラブシーンがあれば良かったわけで、この作品はそうした時代への彼らなりのオマージュであろうから、それはそれでいいのだ、と私なぞは思います。
米・英・仏あたりからするとオランダ人は今もあまり尊敬されてないようです。そのへんの歴史的背景に疎い私としては、このシャシンからはせいぜいエキゾチズムを感じるくらいしかできないのですが・・・。
それにしても、お尻ペンペンダンスの「トゥイップス」、ありゃなんですかね?
おそらく『ブルース・ブラザース』の「シェイク・ユア・テイル・フェザー」(オリジナルはJames & Bobby Purify)のシーンをお手本にしてるのでしょう。
オランダ通の方、どなたか知りませんか?