« ブルース・リー像建立 | メイン | 特撮ヒーローBESTマガジン »

馬賊もの

小説「馬賊戦記」20年ぶり復刊、差別表現も修正

「馬賊もの作家は私で最後でしょう」と語る朽木寒三さん 戦前・戦中の中国大陸で「馬賊王」と呼ばれた日本人・小日向白朗(こひなた・はくろう)(1900〜82)の波乱万丈の半生を描き、60年代にベストセラーとなった小説「馬賊戦記」が、約20年ぶりの新装改訂版として刊行された。
(中略)
 馬賊小説としては、やはり日本人馬賊として名をはせた伊達順之助を描いた檀一雄の「夕日と拳銃」(55年)が知られるが、「馬賊戦記」は、それをしのぐスケールの英雄ロマンとしてベストセラーになった。82年に徳間文庫に入ったが、文中の差別的表現などがネックとなり、近年は事実上の絶版状態が続いていた。
(中略)
馬賊の生態を克明に描いた小説としてはほぼ唯一の作品で、最近の出版界の「満州ブーム」もあり、歴史的資料としても再評価が高まっている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20050916i508.htm

050916_01.jpgリアルでない馬賊ものならこんなのはどうでしょう?
池田芙蓉著、高畠華宵画『馬賊の唄』。
“日東の健児”山内日出男少年が囚われの父を救うべく敢然敵地へ乗り込む冒険ロマン。
大正14年、雑誌『日本少年』に連載された人気小説で、私の所有する本は昭和50年に桃源社から発行された単行本です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://pointex.biz/eiji/blog/mt/mt-tb.cgi/308

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)