昭和浪漫ロカビリー
平凡社刊、ビリー諸川著『昭和浪漫ロカビリー 聞き書き:ジャズ喫茶からウエスタン・カーニバルへ』1600円+税。
まさに書名通りの内容です。
ホントはこういうのはテレビでやってほしいところですね。『人に歴史あり』みたいなかんじで。
ひところ竹中労が聞き書きの本、つまりインタビュー本を次々出してたことがありました。この方法はなかなかたいへんで、喋る方は都合の悪い話はしませんし、どんどん脱線するし、うろおぼえで日にちや人名が違ってたりするんですよね。テープを起こして言葉を整えるだけじゃ本にはできません。
この本もそのへんのご苦労があったと思いますよ。