« 「奥さまは魔女」映画化 | メイン | アロハの心を持ってないヤツがいくらアロハ着たってそりゃダメだよ »

坂本九物語

山口達也の“九ちゃんスマイル”だ

 TOKIOの山口達也(33)が主演するテレビ東京・大阪系スペシャルドラマ「上を向いて歩こう〜坂本九物語」(8月放送)の制作発表が16日、東京都港区のホテルで行われた。同ドラマは1985年に飛行機事故に遭い、43歳で亡くなった歌手坂本九さんの生涯を描く。
(中略)
 会見に出席した夫人で女優の柏木由紀子(57)は「これまでもドラマ化の話があったが断ってきた。でも今なら客観的に見られる。若い人にも坂本の魅力を知ってもらいたいと承諾した」と経緯を明かした。
(中略)
 デビュー前の15歳から43歳までを演じる。劇中では「上を向いて歩こう」「ジェンカ」「涙くんさようなら」など九さんのヒット曲6、7曲も歌う予定。坂本さんが亡くなる直前に柏木とのデュエット用に作詞作曲した幻の未発表曲「心の瞳」も披露する。
(中略)
 柏木役のともさかりえ(25)は本人を横に緊張気味。「笑顔を支えた母性と温かさを出したい。九さんが天国で笑ってご覧になってほしい」。脚本のジェームス三木は「笑顔の裏の劣等感や欲望など、人間・坂本九を描いた」と話した。
http://www.daily.co.jp/gossip/2005/06/17/176797.shtml
050618_01.jpg050618_02.jpg

例によって、手持ちの資料。

(左)柏木由紀子著『上を向いて歩こう』1986年 フジテレビ出版
(右)坂本照明著『星空の旅人』2003年 文星出版

坂本照明氏は坂本九の実兄。

テイチクの歌手だったジェームス三木は時代的には坂本九より気持ち早いくらいです。スタイル的にはフランク永井みたいな都会派歌謡でした。『初恋ロックン』なんて怪しい歌をうたわされて、あのころのジェームス三木はくさってたんじゃないでしょうかね。♪ハァロックンロックン、カックン♪ですからね。

¶postscript―*

『坂本九 没後20年 ドラマスペシャル 上を向いて歩こう 坂本九物語』

「43歳大惨事で逝った不滅のスターは9人兄弟の末っ子!あの笑顔と歌声の秘密…九ちゃんの知られざる真実」
脚本:ジェームス三木
出演:山口達也、岡江久美子、ともさかりえ、加賀まりこ、古谷一行
数々の名曲を残し、人懐こい笑顔で愛された国民的スター、坂本九さんの生涯を描く。坂本照明、柏木由紀子原作、ジェームス三木脚本、木下高男監督。
1941年、9人きょうだいの末っ子として生まれ、父、寛(古谷一行)と母、いく(岡江久美子)の愛情の下、ロカビリーにあこがれる青年に育った九(山口達也)。やがてテレビの時代が到来し、歌手デビュー。
人々の心をとらえた彼の曲はヒット街道をひた走った。映画の主演も決まり、にわかに忙しくなる中、九は新曲「上を向いて歩こう」に出合う。同曲は大ヒットし、61年には紅白歌合戦に初出場を果たした。その後、女優の由紀子(ともさかりえ)と結婚した九は、家庭という新たな幸福を手にする。
<Yahoo!テレビ 番組紹介より引用>

ドラマは前出2冊(写真上)を原作として、8月21日(日)21:00〜23:14にテレビ東京系で放送されました。
(2005年8月21日)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://pointex.biz/eiji/blog/mt/mt-tb.cgi/270

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)