♪ヱゝ頓馬だ頓馬だ頓馬だ頓々♪
フランキー・ライモンの遺産相続トラブルを描いた1998年の映画『ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ』をテレビの深夜劇場(4月4日)で見ました。
http://www.ntv.co.jp/getsuyo/h170404.html
噂には聞いてましたがこれが初見です。
作ったのはライノ。映画も作っちゃう。スゴイね。
歌のシーンにゃただただ感動! 思わず一緒に歌っちまったぜー!
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=162165
妻たちの証言が微妙に食い違うところはライモンならぬ羅生門(笑)
- Why Do Fools Fall in Love
- Why Do Fools Fall in Love
- AllPosters.com - Why Do Fools Fall in Love
- July 1999: blackfilm.com | review | why do fools fall in love
- The New York Times > Movies >WHY DO FOOLS FALL IN LOVE
さて、せっかくですから大昔に買ったレコードをちょいと引っ張り出してみましょうか。
◇左=GEEレコードからリリースされたオリジナルLP『The Teenagers featuring Frankie Lymon』。1956年〜57年2月の一連のヒット曲が収められています。
◇中=1976年日本コロムビア発売。内容は同一。GEEがルーレット傘下だからでしょうか、ジャケット右上のロゴが変更されてます。
◇右=ニューヨークのEMUSレコードからリリースされたLP『ROCK'N ROLL with FRANKIE LYMON』。
1957年GEEレコードからのヒット『グッディ・グッディ』、1960年ルーレットからのヒット『リトル・ビティ・プリティ・ワン』、そしてテーネイジャーズ時代のヒット――等々を擬似ステレオ化し収録してます。
ちなみに『Goody Goody』は謹厳実直で聖人君子然とした人、杓子定規な道徳家、融通の利かない堅物、俗に云う“石部金吉”のことを指すスラングです。
グロリア・リンならぬグロリア・マン(GLORIA MANN)の『WHY DO FOOLS FALL IN LOVE?』。邦題は「馬鹿な私の恋心」。1956年リリースのSP盤です。『PARTNERS FOR LIFE』邦題「人生のパートナー」とのカップリングで、デッカ移籍後の唯一のヒットとなりました。
力強い声の白人女性ボーカリスト、グロリア・マンはレコード会社の都合でたまたま「アース・エンジェル」をカバーしたらヒットしちゃったという人ですね。でもクリュー・カッツの「シュ・ブーン」みたいなヘボな解釈ではなく、堂々と熱唱してます。
「ラズル・ダズル」「グッドナイト、スイートハート、グッドナイト」なんかも歌ってるので、初期のロックンロールに興味の有る人は要チェックです。
Gloria Mann
http://www.gocontinental.com/artists/mann_gloria.htm
http://www.gocontinental.com/cdlist/sound_mann_g.htm
◇左=カリフォルニア・ミュージックの『WHY DO FOOLS FALL IN LOVE』。邦題は「恋は曲者」。1975年のリリースです。このグループはブルース・ジョンストン、ケニー・ヒンクル、グロリア・グライネルの3人組。デビューは『ドント・ウォーリー・ベイビー』のカバー(ブルースとテリー・メルチャーがプロデュース)でした。そして2枚目がこの歌。こちらのプロデュースはなんとブライアン・ウィルソンです。
でB面にはなぜか、上記デビューシングルの『ドント・ウォーリー・ベイビー』がまたもや入ってるって、、、なして???
◇右=映画の中でも冒頭に出てきたダイアナ・ロスの『WHY DO FOOLS FALL IN LOVE』。邦題は「恋はくせもの」。1981年のリリース。マァ、軽く歌ってます。