虚ろな「愛」
洋泉社MOOK『つくば科学万博クロニクル』1260円。
ぴあ発売『2005年日本国際博覧会 愛・地球博 公式ハンドブック』700円。
つくばには行ってません。70年の千里万博のときほど盛り上がらなかったということもありました。
『つくば科学万博』で提示された未来もそうでしたが、いつの時代でも未来に対する予測は実際とはズレてしまうものです。そこがまた面白いのかもしれません。
愛・地球博。ホームレスを排除しておいて「愛」を謳うのも虚しいかぎりですね。山を切り開き、大量に木を伐採し、海を汚してまでやるんだったら、せめて木造パビリオン以外認めないくらいの、何か<見識>を見せてほしかったと思います。