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太陽とバラ

慎太郎「太陽の季節」モデル死去…「太陽族元祖会」会長

山本淳正さん71歳、裕次郎との思い出「友よ−」上梓
 東京都の石原慎太郎知事(72)=写真右=と故石原裕次郎さん(享年52歳)兄弟と親交があり、慎太郎知事の芥川賞受賞作『太陽の季節』の主人公のモデルとなった葉山町出身の実業家、山本淳正(やまもと・じゅんせい)さんが4日、心不全のため、死去していたことが分かった。71歳だった。太陽族元祖会の初代会長を務めたほか、展望レストランのオーナーになるなど典型的な「湘南ボーイ」として知られた山本さん。関係者が明かした素顔とは…。
 山本さんは昭和8年、湘南ボーイの代名詞ともいえる葉山町で、御用邸前にある同町唯一の高級旅館『かぎ屋』の子息として生まれた。
 全国的な有名進学校として知られる旧湘南中学(現湘南高校)から慶応義塾高校に転学。野球部ではサードで活躍、バスケットボール部で活躍していた裕次郎さんと知り合った。当時、2人の交友関係などを、大人のモラルに反する若者群像ととして、慎太郎氏は乾いた文体で『太陽の季節』を描写した。
 小説の中で、スポーツ好きで、異性交遊の熱心な“ラブハンター”として描かれた主人公のモデルが山本氏だった。性に関する話がオープンでなかった当時、男根で障子を破るシーンが描かれ、大きな話題となった。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_01/g2005010802.html

戦後10年足らずの時点でかなりの貧富の差が出来ていたということと、昭和30〜40年代のマスコミ・芸能関係は、いいとこの坊ちゃんたちがリードしてきた、という事実。そういうことがありますねぇ。
1956年松竹大船作品『太陽とバラ』(木下恵介監督)は、アンチ太陽族の映画でした。バラといっても薔薇族とは少なくとも内容的にはカンケーありません(笑)

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