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異教徒のユール それは作法に外れます

小さなツボ型のガラス瓶に入った昔ながらのヨーグルトを何十年ぶりかで食べようとして、丸い紙のフタを取るための、これまた小さな錐が必要なことを思い出しました。そうそうあれはそもそも牛乳瓶のフタを取るときに使う物でしたっけ。
あれが家庭から消えて、いったいどれくらいの歳月がたったのでしょうか。

クリスマスソングがそこここから聞こえてくる季節になりました。『サンタが町にやってきた』という歌を聴いてたら、なぜか『世界の国からこんにちは』が連想されました。まったく関連のない歌です。でも、なんか出だしの雰囲気が似てる気がしました。
こんにちはこんにちは、と、さァあなたからメリクリスマスッ。
この気分には共通しているものがあるんじゃないか、そう思ったんですよ。
東京オリンピックは国別あるいは個人・チーム別に対抗する、勝敗を争うという要素ありました。大阪万博では客を歓待するのみです。争いごとはありません。
そう、、、東京五輪はあの時代の大きなお祭り、それも神輿を担いで町内ごとにその勇壮さを競う夏祭り、千里万博はあの時代のいわばクリスマスに相当する出来事、だったのかもしれません。
となると1957年くらいに“花見”にあたる出来事があってもいいようなもんです。でもちょっと思いつきません。翌1958年は前年からの「なべ底不況」が「V字回復」し、11月には「皇太子御婚約」。一年遅れの“開花”だったのかもしれませんね。

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