他人の著作物を切り貼りすることは許されるのか
ビースティ・ボーイズ、「サンプリング裁判」で勝訴
他の楽曲の断片を自分の作品の中に組み込む音楽スタイル、サンプリング手法に関し、パンクラップグループのビースティ・ボーイズは米連邦高裁で勝訴した。
(中略)
ビースティ・ボーイズは1992年のアルバム「Check Your Head」の収録曲である「Pass the Mic」でこの楽曲のサンプルを使用した。
(中略)
ビースティ・ボーイズは今やポピュラーな存在になったサンプリングのトレンドを1989年のアルバム「Paul's Boutique」で開花させた。このアルバムではジョニー・キャッシュ、ボブ・マーレー、ビートルズの音源がサンプリングされ、新しい音楽を作り上げている。その後、サンプリングは多くのアーティストに、特にラップとヒップホップ分野で取り上げられるようになった。
ビースティ・ボーイズはクリエイティブ・コモンズとして知られる新しいライセンシング手法の主導的な支持者だ。クリエイティブ・コモンズはリスナーがKazaaなどのオンラインネットワークで作品を共有し「リッピング、サンプリング、リミックス、共有」すること、自分自身で作品を作ることを推奨している。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/10/news077.html
サンプリングの著作権問題には興味があります。
かつて私が『SONO-COLOアワー』でやった台詞のコラージュも、他者の著作物を材料にしているという点でサンプリングに近い部分があり、当時は地方局だったのでクレームは来ませんでしたが、もしもオンエアが東京だったら大変なことになってたハズです。