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つわものどもが夢の超特急

テレビ東京開局40周年・芸術祭参加ドラマスペシャル『新幹線をつくった男たち』(10月3日放送)を見ました。
昭和30年代、困難な状況を乗り越えて新幹線を開通させた国鉄総裁や技術者らの姿を描いた実録ドラマです。
原作:高橋団吉『新幹線をつくった男 島秀雄物語』
脚本:矢島正雄
演出:高橋一郎
音楽:渡辺貞夫
製作:テレビ東京、東宝
出演:松本幸四郎(島秀雄役)、三國連太郎(十河信二役)、加藤治子、高橋恵子、鈴木瑞穂、金田龍之介、林隆三、高橋昌也、津嘉山正種、益岡徹、橋爪淳、木村理恵、
ナレーション:辻 萬長
どちらかといえば、濃い目のドラマより、こういう叙事詩的ストーリーのほうが私の好みには合ってます。テレ東らしく、新幹線の「予算」という経済問題をドラマの背景にすえたところも、好感が持てました。
出番は少ないのですが、私の大好きな俳優・高橋昌也と、日本映画黄金時代に活躍した鈴木瑞穂の両氏が出ておられます。やはりこうした方々が演じるとドラマ自体に重みというか渋みというか、ある種の「貫禄」が付いていいですね。
高橋昌也氏は1990年代にはあまりお見かけしませんでしたが、2年くらい前からまた俳優として活動されているようです。

下の写真は、ウチの部屋を走っている「夢の超特急」です(笑)

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開通した年の1964年、レコード各社から新幹線を歌ったシングル盤が次々発売されました。
私の資料室にあるのはその中の2枚。どちらも国鉄が「後援」しています。
シングル「飛ばせ!夢の超特急」山口伸シングル「夢の超特急ひかりの歌」立川澄人

(写真左)山口伸『飛ばせ!夢の超特急』
この歌が山口伸のデビュー曲だそうです。
B面の『花のローカル列車』は一転、在来線の風情を歌っておりますが、『あゝ上野駅』と同じようにW.S.Hays作曲の『故郷の廃家』を織り込んでるところが印象的です。

(写真右)立川澄人『夢の超特急“ひかり”の歌』 c/w ミッチー・サハラ『ヒューヒュー行こう超特急』
A面は谷川俊太郎の作詞。「ラララララ」が多用されてます。

CD「歌は世につれ 東京オリンピック」
ほか、確認している楽曲に、日本コロムビアの中川順子『はしれ超特急』というのがあります。私は同社のCD『歌は世につれ 東京オリンピック』で知りました。

 

¶postscript―*
050205_02.jpgラピタ2005年3月号。980円。
付録が『世界最小の自走する鉄道模型(新幹線試作A編成1002号)』。ボタン電池で動きます。
気の迷いで買ってしまいました(笑)。
買ってから気がついたのですが、カーブレールが2本だけ付いてまして、これだけでは円にもなりません。ぐるぐる回すためには通販で残りのレールを買わないといけないのです。
う〜む・・・そうと知ってたら買わなかったのに。
(2005年2月5日)

 

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