肖像写真の巨匠
肖像写真の巨匠、R・アベドン氏死去 81歳
リチャード・アベドン氏(米写真家)1日、脳内出血のため米テキサス州サンアントニオ市内の病院で死去、81歳。
ニューヨーク生まれ。1945年から65年までハーパース・バザー誌の専属カメラマンとして活躍、ポートレートやドキュメンタリーなどの手法を取り入れた革新的なファッション写真で注目された。66年から90年までヴォーグ誌、92年からはニューヨーカー誌のカメラマンとして活躍。
(中略)
57年に公開されたオードリー・ヘプバーン主演の米映画「パリの恋人」でフレッド・アステアが演じた写真家のモデルとされる。2002年にニューヨーク・タイムズ紙の「世界一有名な写真家」に選ばれた。
http://www.sankei.co.jp/news/041002/bun033.htm
「パリの恋人」の原題はFUNNY FACE。この「ファニーフェイス」というのが流行語にもなりましたけど、
どういうわけか日本ではファッションモデルから女優になった芳村真理とか「アンパンのへそ」こと団令子あたりがそれだということになってました。
まぁ、ヘップバーンはキレイすぎてファニーフェイスなどとはとんでもない、ということですよね。
リチャード・アベドン氏の写真は今のファッション写真の元祖というか原型になったということです。商業写真は米資本主義とともにあったわけですが、同氏の作品には写真家としての個性、スタイリッシュな現代性が強く出ていたため、際立っていたということでしょう。
Richard Avedon
http://www.richardavedon.com/menu.php
American Masters . Richard Avedon | PBS
http://www.pbs.org/wnet/americanmasters/database/avedon_r.html