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悲しみよこんにちは

仏作家フランソワーズ・サガンさんが死去

「悲しみよこんにちは」や「ブラームスはお好き」などの小説で有名な、フランスを代表する女流作家フランソワーズ・サガン(本名フランソワーズ・クワレーズ)さんが24日、仏北西部オンフルールの病院で心不全のため死去した。69歳だった。
 ここ数年は病気がちで、今週初め、親しい知人のいる同病院に入院、長男の看病を受けていた。
 1935年6月21日、仏カルジャックの裕福な家庭に生まれた。54年、18歳の時に書いた「悲しみよこんにちは」で文壇デビュー。同書は世界22か国語に翻訳され、約500万部が売れた。
 著作はほかに「ある微笑」「水彩画のような血」「愛は束縛」「束の間の悲しみ」など約50作。愛や孤独、人間の深層心理などをテーマに、ユーモアとペーソスを巧妙に絡めた文体で描き、ほとんどが世界的ベストセラーとなった。
(中略)
90年と95年の2回、コカインの使用と譲渡の罪で執行猶予付き禁固刑の判決を受けたが、「人間は他人の自由を侵さない限り、自由なはずだ」と麻薬常用を告白し、論議を呼んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-00000501-yom-int

芸術家や作家がヤクをやってもあんまり非難されないのは洋の東西を問わず同じらしいですね。
SP・シングル共通歌詞カード「悲しみよこんにちは」フランク・永井映画になった『悲しみよこんにちは』(1957年米英合作)はテレビで見ております。ドラマにしちゃうと通俗な話になっちゃうなぁと、原作を読んでないのに思いましたよ。
さて左写真はその映画の主題歌の日本語カバー、日本公開された1958年に出たフランク永井のレコードの歌詞カードです。この年はSP盤とシングル盤の端境期で、この曲も両方で同時発売されてます。そうそう、その頃のフランク永井には、フランクと永井の間に中黒「・」が入ってましたっけね。

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