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トッポ・ジージョ

トッポ・ジージョ大復活…37年ぶり映画&グッズ人気

 40代の読者には懐かしいイタリア生まれのいたずらネズミ「トッポ・ジージョ」が人気だ。
(中略)
 まず映画では、ジージョの来日50年という節目に、名匠・市川崑監督の「トッポ・ジージョのボタン戦争」(配給・ケイブルホーグ、4日公開)が37年ぶりにリバイバル上映される。
 映画は日本オリジナルで、街の中で見つけた赤い風船にジージョが恋をするが、その“2人”がいつの間にか銀行ギャングの事件に巻き込まれて…というもの。愛らしいキャラクターを使いながら、時代背景もあってか、大人の鑑賞にも堪える渋い作品だ。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_09/ g2004090410.html

手元に何枚かトッポ・ジージョのレコードがあります。
輸入盤のLPも持っていたはずなのですが、どこへ紛れ込んだか見つかりませんでした。よくあるんですよね、そーゆーことが。

シングル『ぼくはトッポ・ジージョ』トッポ・ジージョシングル『ぼくはトッポちゃん』山崎唯
朝日ソノラマ『メリー・Xマス トッポ・ジージョ』
シングル『トッポ・ジージョのワン・ツーかぞえうた』山崎唯シングル『トッポジージョのカモン・ツイスト』トッポ・ジージョ(山崎唯)

●ぼくはトッポ・ジージョ/トッポ・ジージョ
 マンマ/トッポ・ジージョ
イタリア原盤(イタリア人が歌っている)
東芝音産 OR-1591

●ぼくはトッポちゃん/山崎唯
 すてきなロージィ/山崎唯、久里千春
東芝音産 TP-1363

●朝日ソノラマ『メリー・Xマス トッポ・ジージョ』
1966年11月30日発売
出演:山崎唯、久里千春、藤村有弘、熊倉一雄、北川邦彦、ほか
脚本:岡田憲和
音楽:川口真
歌:ジングルベル/山崎唯、久里千春
  きよしこの夜/山崎唯、久里千春

●トッポ・ジージョのワン・ツーかぞえうた/山崎唯
 ボンジョルノ トッポ・ジージョ/山崎唯
1966年11月
日本ビクター SV-495

●トッポジージョのカモン・ツイスト/トッポ・ジージョ(山崎唯)
 トッポジージョの天才マジシャン/トッポ・ジージョ(山崎唯)
1977年
RVC RVS-1068

トッポ・ジージョといえば山崎唯(やまざき・ただし)ですね。当時すでにベテラン・ジャズ・ピアニストだった同氏もトッポの吹き替えがライフワークになるとは当初は考えていなかったでしょう。

トッポ・ジージョをイタリア版ミッキーマウスと勘違いする人もおりますが、イタリアの伝統的な操り人形劇ではとうぜんネズミも登場するわけで、むしろその愛すべきジェントルマンというキャラクターの新しさゆえに人気が出た、というべきでしょう。
1958年に誕生したトッポ・ジージョは徐々に人気を高め、1965年に大ブームとなりました。当時、日本ではカンツォーネ・ブーム、イタリア・ブームが始まりかけたころで、そうした時流に乗って日本へ番組が輸入され、吹き替えに山崎唯が起用されたというわけです。

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