石立鉄男の消息
伊代はまだ16だから、がいけないと言っておりましたね。自己宣伝はいけないと。
ひばりのマドロスさん、ひばりの渡り鳥だよは、しかし、いいと。
これはつじつまが合いませんね。
今夜また美空ひばりの特番をゴールデンにやってますが、出入り禁止にし、出場拒否された経緯は、そのまんま。
時々の都合でコロコロ方針が変わるんじゃ、どっかのコウモリ政党みたいですね。
マツケン・サンバIIの国民的番組へのノミネートは貢献度しだいでしょうか?
話かわって――、
週刊新潮8月24日号別冊『FOCUS』330円。
『日本の「ハワイ」に隠遁する「石立鉄男」のお相手』という記事が出てましたので買いました。
石立鉄男は一連のTVドラマで人気を得る前、つまりあのモシャモシャ頭になる前は、実にナイーヴな、まるでジェームス・ディーンみたいな演技をする、どちらかといえばシリアスな役が似合う役者でした。『父子草』という木下恵介が脚本(ホン)を書いたモノクロ作品などはその真骨頂が発揮されております。
もちろんモシャモシャ後の、コミカルな演技も素晴らしく、私もその大ファンでした。
ところが「わかめラーメンCM」のころから、あまり見かけなくなりました。
TVというのは不思議なもので、たまに出ると容貌の変化が目立って、見る側はなにかこうショックを受けるわけですが、ちょうどそんな感じで、アレ!? ついこないだまで若々しかった石立鉄男がどうしてこんなにトシとってんだ! みたいなことになるわけです。
まだ62歳。これからいちばんいい演技ができる時だと思うんですけどね。
オレンジ色と深緑の「湘南色」と呼ばれるツートンカラーで東海道線を走ってきた湘南電車が東京駅から消えることが決まった。JR東日本は10月のダイヤ改定で、新型のステンレス車両を本格導入するため、古い湘南色の電車は06年1月までにすべて消える。http://www.asahi.com/national/update/0806/007.html
私のサイト
5-6-7 Oldies but Goodies and SONO-COLO
https://pointex.biz/eiji/
のトップページで走ってるのがこの湘南電車です。
私自身はあまり縁がありませんでしたが、いかにもあの時代の雰囲気がして好きでした。
¶postscript―*
テレビ朝日『ミステリー民俗学者・八雲樹』で、石立鉄男を発見。村の老人役でした。
(2004年10月15日)