カヴァー&トリビュート
あおい書店四谷店にて
(株)音楽出版社刊『カヴァー&トリビュート A級傑盤セレクト100』1400円+税
を購入しました。「資料買い」です。
ローカル盤の時代ならいざ知らず、現代においてカバーやトリビュートという形で商品化する意味というのはあまりないのではないか、と思っております。
カバーといえば、メロン記念日が、あの「ぎーらぎーら」の『涙の太陽』をカバーしてますね。けっきょくエレキのあの時代だからこそ生まれたという歌の「出自」「器質」を全て洗い流して、いかに賑やかに粉飾しても訴えるところが少ない気がするのですが、あなたはどう感じますかね?
ちょうど今、CX『めざましテレビ』を見ながら書いております。テーマ曲は『手のひらを太陽に』。
このテイクの、「とぅぇーのひらうぉー、とぅぁいようぬぅぃーー」の部分に代表されるような歌い方。
サザンの桑田あたりを嚆矢とする「唱法」なワケですが、あれは私はいまだにダメです。
私が“現代”と折り合いが悪い・そりが合わない、というこれもひとつの事例ではあります。
こういうことって、数え上げたらきりがありません(笑)。