二枚目さん? イーエ、あっしゃとんだ三枚目、てへへへ
表参道駅から浅草駅まで地下鉄に乗りました。
銀座線ですと一直線ですが、今回は半蔵門線に乗り、三越前駅で銀座線に乗り継いでいくというコースにしました。片道230円です。
三越前駅で、ちゃんとオレンジ色の乗り継ぎ専用の自動改札を出て、地下通路を長いこと歩きました。
銀座線三越前駅で自動改札を通ろうとしたら、なんとバタッと扉が閉まって、入れないではありませんか。違う改札で試しても同じです。
私は頭にきて、切符を引きちぎり、おもいっきり踏んづけてやりました。
むふ、、、むぐううううううぅううう〜〜!!! コニャロ!コニャロ!コニャロ!
そのあと、160円出して新たに切符を買うハメに。とほほ。
浅草へついて野暮用をひとつ片付けてから、久しぶりに浅草の町をぶらつくことにしました。
ROXのあたりがまたまたきれいになって、ずいぶんと昔と違います。
宮田レコード新仲見世店で、探していたマイナーな演歌のCDを買うつもりでしたがあいにくと休み。
本店へ行くと店員の若い衆がおらず、老店主が店番をしておりました。
5、6年ぶりくらいでしょうか。以前と違ってなにか店内が広く感じられます。
中古レコードが減り、新品のシングルCDが並んだせいでしょうか・・・。
ドーナツ盤4枚と、CDシングル『なぁ…友よ/坂上二郎』(写真左)、そしてCD『トミー藤山/カントリー・ヒット』(写真右下)を買いました。
宮田レコードで驚くことは中古レコードのジャケットに直接、価格シールを貼り付けていることです。きれいに剥がすのにベンジンが必要でした。まぁ昔は値段を書いた紙をホッチキスでジャケットに止めていた中古レコード屋もありましたから、それに較べりゃマシなのかもしれませんけど・・・。
二郎サンの曲、これは名曲ですね。『なぁ…友よ』は『誰か故郷を思はざる』や『緑の地平線』の曲調で、実に気持ちよく、また丁寧に歌ってます。ギリギリのところで抑えてやりすぎてないところがミソです。カップリング曲『昔なじみ』はコロムビア時代の岡晴夫、特に『逢いたかったぜ』あたりを髣髴とさせる渋さ。こちらも捨てがたい魅力があります。2000年4月のリリース。当時たしか1、2度、テレビで歌ってるところを見ていることを思いだしました。
トミー藤山は女性でウエスタン・ヨーデルをやる珍しい人でした。そろそろ店頭在庫がなくなりそうなので、たまたまこの店にあったのを買うことにしました。マーク・ダイニングの『ティーン・エンジェル』を歌ってたりするんですよね。『ヘイ・グッド・ルッキン』のローカル盤発売時の邦題が『二枚目さん』だった、というのには笑っちゃいました。