カテゴリー別アーカイブ: 歌本-カラオケへの大いなる助走

(3)平凡・明星の付録―2

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(上)『平凡』1961年6月号第1付録

60年代初頭、レコード各社は当代の人気の若手に過去のヒット曲を歌わせる「リバイバル・ブーム」を仕掛けた。その動機には「若向け音楽」に馴染めない制作側のノスタルジーも多分にあったと思われるが、自社専属の作詞家・作曲家にふたたび著作権収入を「贈る」ためのお手盛り企画の側面のほうが強かった。
曲調としては、古い流行歌のメロディを三連符のロッカバラードに乗せるという、ポール・アンカやコニー・フランシスの影響を受けたスタイルが多く、ハワイアンやラテンからスイッチした歌謡コーラスグループ、あるいはソロの若手演歌歌手たちが、オリジナル曲でもそのスタイルを盛んに用いるようになった。

主な収録曲
ズンドコ節(小林旭)
アキラのチンチロリン(〃)
オブさんマドロス(藤島桓夫)
チンドン渡り鳥(〃)
俺でない俺が泣いている(守屋浩)
バイチ東京(春日八郎)
禁じられた恋のボレロ(水原弘)
禁じられた恋のボレロ(島田マリ)
裏町人生(〃)
岸壁の男(三橋美智也)
武田節(〃)
あの娘はごきげん(春日八郎)
桃太郎侍(三浦洸一)
悲しき六十才(ダニー飯田とパラダイス・キング、坂本九)
ビキニスタイルのお嬢さん(〃)
二人のロードショー(フランク永井)
大阪野郎(〃)
ダニーボーイ(ジェリー藤尾)
ネバー・オン・サンデー(江利チエミ)
恋の汽車ポッポ(森山加代子)
月影のナポリ(〃)
ボーイ・ハント(〃)
ズビズビズー(〃)
小ッチャナ恋(〃)
マツリカの花言葉(島倉千代子)
十七歳よさようなら(ザ・ピーナッツ)
マイ・ホーム・タウン(〃)
スイート・ナッシンズ(田代みどり)
ベビー・フェイス(〃)
消えゆくインディアン(かまやつヒロシ)
ゴンドラの唄(佐川ミツオ)
ラーメン坊や(〃)
煙草屋の娘(佐川ミツオ・渡辺マリ)
ドドンパ・ドンパッパ(川村淳、藤田功、渡辺マリ)
花笠ロカンボ(菊地正夫) ※のちの城卓矢。
小雨の丘(井上ひろし)
雨に咲く花(〃)
旅笠道中(宍戸錠)
流転(赤木圭一郎)
明治一代女(及川三千代)
人生劇場(村田英雄)
むらさき小唄(朝丘雪路)
或る雨の午後(石原裕次郎)
別れの磯千鳥(アイ・ジョージ)
妻恋道中(若原一郎)
別れのブルース(神戸一郎)
湖畔の宿(森サカエ)
宵待草(西田佐知子)
嫌じゃありませんか(平尾昌章)
ツーレロ節(林洋介)

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(上)『明星』1961年9月号第1付録

同じ年に印刷された歌本にしては肌色の発色がいささか違うように見える。前出のは職人による人工着色であることがありありと窺えるのに対し、こちらはかなり自然な色彩になっている。
カラー印刷の技術はこの時期 格段の発達を遂げているが、安手の印刷物にはまだまだ版ズレが多かった。
こづかいを貯めてやっと買った雑誌の、その間に挟まっている付録を見たらモロに“悲しき版ズレ”だったなんてことがよくあった。

主な収録曲
悲しき少年兵(藤木孝)
襟裳岬(島倉千代子)
北海道函館本線(三橋美智也)
背広姿の渡り鳥(佐川ミツオ)
アキラのラバさん(小林旭)
用心棒稼業(宍戸錠)
ドドンパ酒場(春日八郎)
北上夜曲(和田弘とマヒナ・スターズ、多摩幸子)
函館行連絡船(和田弘とマヒナ・スターズ)
夢の恋人(平尾昌章)
知床岬(三浦洸一)
はたちの詩集(白根一男)
木曽の花嫁さん(花村菊江)
安木節ドドンパ(菊池正夫)
それが悩みさ(石川進、ダニー飯田とパラダイス・キング)
愛しのクレメンタイン(渡辺トモコ)
地平線がギラギラ(ジェリー藤尾)
ポケットトランジスタ(森山加代子)
汽車ポッポのタンゴ(田代みどり)
水兵ブルース(〃)
可愛いドドンパ娘(〃)
インファント島の娘(ザ・ピーナッツ)
浜辺のパチャンガ(三村和子)
ぶらぶら天国(かまやつヒロシ)
ラスベガスの月(雪村いづみ)
カレンダーガール(ミッキー・カーチス)
日曜はいやよ(西田佐知子)
コーヒー・ルンバ(〃)
月影のマジョリカ(スリー・グレイセス)
サレンダー(朝丘雪路)
あなたの自由に(江利チエミ)
マグダレーナおばさん(波多マユミ、チャーリー石黒と東京パンチョス)
ワイオミングの流れ者(藤田功)
山陽本線(藤原良)
東京租界の女(木田ヨシ子)
長崎の夜の物語(高城丈二)
今夜二人で(清原タケシ)
ジーパン・ブルース(水原一郎)
雨の新宿コマ通り(藤島桓夫)
釧路の人よ(若原一郎)
花嫁さんヨ(三波春夫)
すててけ人生(〃)
ショットガンの男(二谷英明)
告白のブルース(藤巻潤)

このころの歌本には歌手の連絡先(ファンレターの宛先)として事務所の住所ではなく自宅住所がズバリ載っていることが多かった。
今では考えられない不用心さであるが、当時がそれだけ平和だったということだろう。ファンも分を弁えていた。

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(上)『平凡』1962年5月号第1付録

左から高倉一志、高橋元太郎、長澤純。
あだ名はそれぞれ「からすテング」「トッちゃん坊や」「かっぱ」。
あのころのかっこいい青年たち。

この号は はみ出し記事が面白い。
たとえば小林旭の『一杯のコーヒーから』のページには
『このリバイバルは、今はやりのツイストのメロディー(つまりロックン調)で吹き込んだところがミソ』
などとある。

主な収録曲
涙の渡り鳥(佐川ミツオ)
青春日記(神戸一郎)
影を慕いて(トミー藤山)
アイルランドの娘(森山加代子)
かえり船(かまやつヒロシ)
江梨子(橋幸夫)
ブルージン・ブルース(弘田三枝子)
涙のピロー・ケース(〃)
あなたのおそばにいる時は(〃)
ウエディング・ベル(飯田久彦)
涙のさよなら(〃)
ミスター・ロンリネス(〃)
いじわるママさん(〃)
振り向かないで(ザ・ピーナッツ)
若い季節(〃)
ドント節(植木等)
上を向いて歩こう(坂本九)
何処かでだれかが(〃)
戦場に陽は落ちて(〃)
九ちゃん音頭(坂本九、ダニー飯田とパラダイス・キング)
俺は我が家の次男坊(坂本九、有島一郎)
雪国の娘(おさげ姉妹)
一番星はどんな星(デュークエイセス)
蛇の目の通せんぼ(ふりそでシスターズ)
云わんといて(トリオこいさんず)
山のロザリア(スリーグレイセス)
東京ツイスト(小林旭)
ペパーミント・ツイスト(小林旭、フォー・コインズ)
ツイスト・ナンバー・ワン(〃)
モリー・ダーリン(小林旭)
北帰行(〃)
二人でスクスク(仲宗根美樹)
雷ロック(〃)
いいじゃないの(五月みどり)
ツイスト・ナンバー・ワン(藤木孝)
アダムとイブ(〃)
24000のキッス(〃)
リンゴ並木に月が出た(北原謙二)
ねェ いいじゃんか そうじゃんか(〃)
わかっちゃいないね(〃)
湖愁(松島アキラ)
マドロス高校生(〃)
お顔みたいな逢いたいな(島倉千代子)
恋しているんだもん(〃)
日本人(三橋美智也)
僕ン家それからあの子ン家(守屋浩)
停泊三日間(〃)
ハートは空っぽ(〃)
イヤンバ・ヤンバ(〃)
シンデレラ(松島トモ子)
シンデレラ(森山加代子)
電車でデイト(〃)
恋のマリモ(〃)
文左たから船(三波春夫)
瀬戸の通い船(美空ひばり)
ひばりのツイスト(〃)
ブルー・ツイスト(〃)
コーヒーが冷めちゃった(花房錦一)
青年の樹(三浦洸一)
涙こらえて(小山田宗徳)
夢のデート(丘優子)
恋の一番列車(清原タケシ)
花の大理石<マーブル>通り(藤本一二代)
北風(藤島桓夫) ※テキサス ビル ストレングスのカバー。
明治は遠くなりにけり(村田英雄)
なんばんなんばんかもなんばん(藤山寛美)
寒い朝(吉永小百合、和田弘とマヒナスターズ)
ツイスト天国(河野ヨシユキ)
俺は最低な奴さ(鹿内タカシ)
月光のノクターン(中尾ミエ)
野良犬のブルース(美川鯛二)
霧の中のジョニー(克美しげる)
ウエディング・ベル(伊藤照子)
ランナウェイ・ガール(伊東ゆかり)
山小屋の少女(高松秀晴)
さなえちゃん(高見純)
ラブランド(沢リリ子)
可愛いえくぼ(高橋七重)
喧嘩浪人(渚幸子)
新宿は恋の街(三笠純)
男ならやって見ろ(柏戸剛) ※横綱のこのレコーディングは一時中止と書いてある。

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(上)『平凡』1963年6月号第1付録

以後、ずっと続く『平凡ソング』の名称が使われている。
世を挙げてのレジャー時代、「バカンス」という言葉が流行したそのころの雰囲気が伝わってくるような表紙写真だ。

主な収録曲
いつでも夢を(橋幸夫、吉永小百合)
若い東京の屋根の下(〃)
美少年忠臣蔵(橋幸夫)
悲しき天使(橋幸夫)※同名異曲。
青空通り一番地(倍賞千恵子)
チコ街をゆく(〃)
約束のポプラの下で(〃)
牧場のリボン(〃)
なみだ船(北島三郎)
ブンガチャ節(〃)
男ごころと秋の空(〃)
そうだろ節(〃)
東京は船着場(〃)
糸満かもめ(畠山みどり)
ああしくじった惚れちゃった(〃)
さわらぬ神にたたりなし(〃)
なにが何してなんとやら(〃)
ちょうど時間となりました(〃)
ブラウスとワイシャツの恋(美空ひばり)
ロマンチックなキューピット(〃)
ひばりの佐渡情話(〃)
アキラでボサノバ(小林旭)
裸の東京(守屋浩)
あしたも来てね(五月みどり)
ふたりぼっち(こまどり姉妹)
帯広の町さようなら(〃)
未練ごころ(〃)
王将(村田英雄)
柔道一代(〃)
がんくつ王(〃)
五十年目の太陽(田端義夫)
水色の風が吹く朝(高石かつ枝)
東京のバスガール(コロムビア・ローズ) ※二代目が先代の歌を継承。
青い山脈(神戸一郎、青山和子)
想い出の冬休み(弘田三枝子)
おデコにキッス(〃)
涙がいっぱい(〃)
バケーション(〃)
リトル・ミス・ロンリー(〃)
恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
手編みの靴下(〃)
ふりむかないで(〃)
レモンのキッス(〃)
恋人は海の彼方に(飯田久彦) ※初のビートルズ・カバー?
恋人は海の彼方に(スリー・ファンキーズ)
冷めたい街角(〃)
心のとどかぬラブレター(〃)
ランブリン・ローズ(高橋元太郎)
初恋の並木道(高松秀晴)
夜霧のロンリー・メン(克美しげる)
涙のラバー(森山加代子)
夜のデイト(〃)
夜のデイト(金井克子)
シェリー(佐野修、九重佑三子)
可愛いチクティーナ(ダニー飯田とパラダイス・ キング)
かわいいベイビー(後藤久美子)
かわいいベイビー(中尾ミエ)
おじさまとデイト(〃)
雨の中のくちづけ(〃)
可愛いおばかさん(〃)
涙のジュークボックス(〃)
許して欲しいの(〃)
リトル・ダイアン(鈴木やすし)
恋は1/ 2(〃)
ジェニ・ジェニ(〃)
ボビーに首ったけ(伊東ゆかり)
ロコモーション(〃)
夢見る16歳(〃)
ベン・ケーシー(鹿内タカシ)
恋はボッサ・ノバ(梓みちよ)
小象の行進(木の実ナナ)
チンチン電話(ベニ・シスターズ)
恋のうりこみ(沢 雄一)
咲子さんちょっと(江利チエミ)
調子をそろえてクリック・クリック・クリック(ペギー葉山)
君なんか君なんか(坂本九)
ひとりぼっちの二人(〃)
グッドバイ・ジョー(〃)
グッドバイジョー(園まり)
ミッチー音頭(青山ミチ)
いたずらなミッチー(〃)
裸足でかけだせ(瀬川純子)
巨人軍の歌(守屋浩、三鷹淳、若山彰)
巨人はでっかいよ(北原謙二、五月みどり)
ショボクレ人生(植木等)
これが男の生きる道(〃)
幸せがいっぱい(ジェリー藤尾、渡辺トモコ)
東京渡り鳥(松島アキラ)
妹よ(〃)
渡り鳥何処へ行く(平尾昌章)
東京二十五時(〃)
恋は二度ある三度ある(佐川ミツオ)
涙の太陽(〃)※同名異曲。
よさこいチャンチキ娘(〃)
団地のお嬢さん(山中みゆき)
若者(平野こうじ)
星屑の街(三橋美智也)
兄弟ながし(民謡兄弟) ※三橋美智也の実弟2人組。
長崎の女(春日八郎)
裏磐梯よいつまでも(仲宗根美樹)
青春のスカイライン(〃)
東京の若い仲間達(金田星雄)
氷壁にきざむ(三船 浩)
挽歌の山(沖 昭司)
儲かりまっか あきまへんわァ(藤島桓夫)
女無法松(渚幸子)
俺の心のキューポラに(浜田光夫)
今夜は甘えていいかしら(三沢あけみ)
春風さんてば意地悪ね(司 富子)
おセンチな野郎(高城丈二)

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(上)『平凡』1963年8月号第2付録

経済成長と東京五輪前の明るいムードで、人心も風景も生活のレベルも急激に変わっていった。

主な収録曲
若草の丘(本間千代子)
じょんがら三度笠(こまどり姉妹)
男のあなたにゃわからない(〃)
女心はわからない(花村菊江)
だっていやよ(〃)
ふたりっきりの夢(青山和子)
俺は地獄の部隊長(小林旭)
とんかつの唄(森繁久弥)
むらさき色の夜のため(フランキー堺)
二人の色(スリー・グレイセス)
愛しちゃったの(小沢桂子) ※この歌の初レコード化。賑やかなお座敷調だった。
ラブ(鈴木やすし)
煙の王様(佐々木功、セリフ=市川好郎)
シンデレラ・ジョーンズ(後藤久美子)
夢のイタリア(松島トモ子)
死なずにいてくれ(松島アキラ)
惚れるべからず(和田弘とマヒナ・スターズ)
瀬戸の夕月(〃)
下田ブルース(和田弘とマヒナ・スターズ、神楽坂とき子)
高速道路一号線(平尾昌章)
早くお嫁に行きたいワ(トリオこいさんず)
新婚ワルツ(中矢孝子)
広島新曲(灰田勝彦、柴田珠江、宮島三郎)
永良部百合の花(仲宗根美樹)
星空の那覇空港(嘉手納清美)
五十三次親子旅(高田浩吉、高田夕紀夫)
俺は横丁が好きなんだ(春日八郎)
うちら祇園の舞妓はん(ザ・ピーナッツ)
太陽の下の十八才(木の実ナナ)
涙のテネシー・ワルツ(江利チエミ)
ヘイ・ポーラ(田辺靖雄、梓みちよ)
ラスト・ダンスを私と(梓みちよ)
稲妻の恋(鹿内タカシ)
見上げてごらん夜の星を(坂本九)
商魂(藤島桓夫)
若い湖(手塚しげお)
花笠街道(高倉一志)
小さな恋人(高橋元太郎)
遠い昔に返りたい(長沢純)
真田隊軍歌(ジェリー藤尾)
銀座のバカンス(梅木マリ)
やん衆追分(渚幸子)
おとぼけばやし(三波春夫)
知床岬(田端義夫)
ずんどこ港(田代京子)
忠臣蔵ぶし(鉄砲光三郎)
あなた本当に物足んない(三沢あけみ)
天下取るよな男なら(〃)
東京タムレ(渚エリ)
タムレ第1番(小野ヒロ子)
高校三年生(舟木一夫)
渚のデイト(ボニー・井田)
あなたっておニブね(小野由起子)
破れたハートを売物に(内田裕也)

◇    ◇    ◇

追加記事

梁塵秘抄は当時のヒットパレードの”歌本”だった。
歌舞を歌い演ずる遊女・白拍子(しらびょうし)らによって歌われ、庶民の間に流行した詞章を集めた”今様の歌謡集”だったのだ。
http://habc123.hp.infoseek.co.jp/ryoujin.html

「梁塵秘抄は歌本」とは、まさに言い得て妙です。
後白河法皇が編者の歌本と思えば、急に親しみが湧いてきますね。
(2010年5月14日)

(2)平凡・明星の付録―1

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(上)『平凡』1957(昭和32)年9月号第1付録
表1と表4(裏表紙)がそれぞれ、歌謡曲部門・ポピュラーソング部門の表紙となっている。歌本の初期の傑作のひとつ。

主な収録曲
バナナ・ボート(浜村美智子)
マリアンヌ(江利チエミ)
ヤング・ラブ(小坂一也)
ジェルソミナ(中原美沙緒)
霧のロンドン・ブリッジ(江利チエミ)
囚人の歌(高英男)
あじさい娘(中原美沙緒)
メケ・メケ(芦野宏)
アナスタシア(ペギー葉山)
マルセリーノの歌(高英男)
ラブ・ミー(小坂一也)
バラ色のさくらと白いリンゴの木(イヴェット・ジロー)
トゥー・マッチ(エルビス・プレスリー)
俺らは港の人気者(藤島桓夫)
長崎の蝶々さん(美空ひばり)
ごめんョかんべんナ(春日八郎)
東京だョおっ母さん(島倉千代子)
東京見物(三橋美智也)
青春サイクリング(小坂一也)
踊子(三浦洸一)
早く帰ってコ(青木光一)
波止場でさよなら(野村雪子)
ジャワのパパイヤ娘(松山恵子)
俺は待ってるぜ(石原裕次郎)
カチューシャ(ロシア民謡)
バルカンの星の下に(ロシア曲)
草原情歌(中華民国民謡)
麦畑(イギリス民謡)
帰省(ドイツ民謡)

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(上)『平凡』1958(昭和33)年1月号別冊付録
写真とイラストを組み合わせた楽しい図版がふんだんに使われ、 夢のある、魅力的なページ構成となっている。

主な収録曲
有楽町で逢いましょう(フランク・永井)
雪の渡り鳥(三波春夫)
おさげと花と地蔵さんと(三橋美智也)
どうせひろった恋だもの(コロムビア・ローズ)
東京のバス・ガール(コロムビア・ローズ)
おさらば東京(三橋美智也)
さようなら故郷さん(三船浩)
人工衛星空を飛ぶ(岡本敦郎)
純愛の砂(大津美子)
炭坑恋唄(藤島桓夫)
別れのポンポン船(藤島桓夫)
大学の侍たち(宝田明)
花の港のマドロスさん(野村雪子)
ブルースを唄う男(津川洋一)
看板娘の花子さん(曽根史郎)
鴎さんこんにちわ(松山恵子)
角帽ながし(白根一男)
六軒長屋の歌(宮城まり子)
串かつソング(江利チエミ)
タミー(デビー・レイノルズ)
ビバップ・ア・ルーラ(雪村いづみ)
ママ・ギター(ペギー葉山)
ロンサム・カウボーイ(小坂一也)

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(上)『明星』1958(昭和33)年12月号第1付録
スターばかりでなく、新人歌手も数多く取り上げている。厚さ1・5cm。
すべて楽譜付きで、レコード各社が歌本を新曲宣伝の重要なメディアと見做していたことが分かる。

主な収録曲
星は何でも知っている(平尾昌章)
おっちゃぴーギター(石井千恵)
三輌目の人(三浦洸一)
有楽町0番地(フランク・永井)
いらいらのブルース(鶴田浩二)
銀座マリ(雪村いづみ)
東京ブラザー・ガール(朝比奈愛子)
からたち日記(島倉千代子)
東京のエレベーター・ガール(コロムビア・ローズ)
暫くでした東京さん(青木光一)
汽車通仲間(青木光一)
東京べべ(中島そのみ)
ろまん化粧(高千穂ひづる)
トッチャカ人生(三波春夫)
禁男の砂(大木実)
海女の岩礁(筑波久子)
東海道の野郎ども(勝新太郎)
お月さん今晩は!(藤島桓夫)
よろめき行進曲(小坂一也)
星影の神宮外苑(小野透)
俺はハイティーン(神戸一郎)
大阪の人(三浦洸一)

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(上)『明星』1961(昭和36)年5月号第1付録
美空ひばりのSPレコード一覧表や歌手の近況などが載っていて資料価値満点。
スターごとの特集ページのほか、各レコード会社別に新譜紹介のページがある。

主な収録曲
潮来笠(橋幸夫)
無情の夢(佐川ミツオ)
東京ドドンパ娘(渡辺マリ)
寄らば斬るわよ(〃)
とっくりどどんぱ(白根一男)
イカス奴ちゃ(藤田功) ※のちの曽根幸明。
十七才よさようなら(島田マリ)
恋の指定席(ブラック・キャッツ)
有難や節(守屋浩)
ミヨチャン(平尾昌章)
ヤキヤキ娘(ポール御名子)
砂漠の子守唄(大野義夫)
殺したいほど好きなんだ(かまやつヒロシ)
G・Iブルース(〃)
G・Iブルース(佐々木功)
G・Iブルース(坂本九・ダニー飯田とパラダイス・キング)
きいちゃいけないよ!(〃) ※「九ちゃんのズンタタッタ」の仮題。
ステキなタイミング(〃)
じんじろげ(森山加代子)
マンスマート(ジェリー藤尾)
レモンティーをもう一杯(朝丘雪路)
巷の雨(井上ひろし)
パイナップル・プリンセス(田代みどり)
無敵のライフルマン(小坂一也)
僕の好きな娘(竹田公彦)
ルナ・ナポリターナ(ザ・ピーナッツ)
星の下の瞳(水原弘)
スタコイ東京(菊池正夫)
君は僕のもの(河野ヨシユキ)
グリーン・フィールズ(伊藤素道とリリオリズム・エアーズ)
硝子のジョニー(アイ・ジョージ)
歌え太陽(牧村旬子)みつこと読む
サマータイム・イン・ヴェニス(アントニオ・コガ)
ひばりのドドンパ(美空ひばり)
哀愁波止場(〃)
星の流れに(ジェームス三木)
裸の王様(富永ユキ)
太陽はねむっている(小林旭)
青春の並木道(小坂一也・十朱幸代)
ラキラキ(西田佐知子)

 この時期の歌本はサイズでいうと主体である雑誌の半分以下、いうならば袖珍版(ポケットサイズ)。
半分を超えるサイズが恒常化するのは1970年代に入ってからだ。