「なまじ」という言葉があります。
【憖】
なまじい/なまじ
1 完全ではなく中途半端であるさま。いいかげん。憖っか(なまじっか)。
2 無理にしようとするさま。そうするのは無理なのにあえてするさま。
という意味で、
「なまじ謙虚ぶるから損をするんだ」のように、その気もなしに、覚悟もなしに、外見だけ繕って、建て前として、徹底せず、中途半端に何かをすること(為されること)を否定的ニュアンスで言う場合に用いるのが1の用法、
「なまじ会社を作ったばかりに破産した」のように、無理してしたことが却ってより悪い結果になってしまったようなときに使うのは2の用法、
ですね。
歌の文句にも時々見かけますが、短いフレーズですと、1、2、どちらの用法か分らない場合もあります。
以下、人口に膾炙した楽曲の例。最初の数字は私の判定。でも自信がありません。
1「なまじ命の あるそのうちは」(永井建子作詞『雪の進軍』明治28年)
2「なまじ泣かぬが命とり」(長谷川伸作詞『沓掛小唄』昭和4年)曽我直子、川崎豊
1「なまじかけるな 薄情け」(島田也作詞『裏町人生』昭和12年)上原敏
1「なまじとめるな 夜の雨」(佐藤惣之助作詞『人生劇場』昭和13年)楠木繁夫
1「なまじなかれりゃ 未練がからむ」(高橋掬太郎作詞『啼くな小鳩よ』昭和22年)岡晴夫
1「なまじやさしい 思い出かなし」(佐伯孝夫作詞『青い流れに』)小畑実
2「なまじ小粋に 別れたせいか」(萩原四朗作詞『次男坊鴉』)白根一男
1「なまじ呼ぶじゃないよ」(横井弘作詞『銀座の蝶』昭和33年)大津美子
1「なまじ見せるな 未練気を」(清水みのる作詞『島の舟唄』昭和14年)田端義夫
1「なまじ情は せつないばかり」(原譲二作詞『やん衆酒場』)北島三郎
1「なまじ腰ば降ろして休もうなんて」(武田鉄矢作詞『母に捧げるバラード』昭和48年)海援隊
1「なまじ東京の女じゃ」(桑田佳祐作詞『Let It Boogie』昭和54年)サザンオールスターズ
残したおかずを客に提供…管理ずさんな食堂87カ所摘発
まだ客が食べ残した料理を再使用する飲食店があることがわかった。
ハンナラ党姜命順(カン・ミョンスン)議員が最近、食品医薬品安全庁で受けた資料によると今年の1月から6月まで残飯を再使用して摘発された業店は全国87カ所だ。今年、上半期すでに昨年1年間の摘発件数(91カ所)に迫った。ソウルが48カ所で最も多く、釜山(11カ所)、京畿道(7カ所)がその後に続いた。
昨年4月に改定された食品衛生法施行規則には「食品接客業者は客が食べ残した食べ物を再使用、再調理してはいけない」となっている。初めて摘発されれば15日、営業停止処分が下される。1年以内にまた摘発されれば2カ月、3度目摘発時には3カ月の営業停止処分を受ける。http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=133355&servcode=400&code=430
見栄っ張り気質だからかどうかは知りませんが、韓国や中国では客人が絶対に食べきれないほどの量を並べるという文化があるようです。
その結果、捨てるに捨てられず、こっそり再利用するということにもなるのでしょう。
これは、最初の段階で「もったいない」のであって、「もったいないから再利用した」からといって正当化されるものではありません。
タレント・女優として活躍するユンソナが、臓器バンクに登録したことを自身のブログで明かした。ブログでは決断に時間が掛かったことも包み隠さず告白している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100930-00000001-flix-movi
荼毘に付す費用の一部が補助される、あるいは全額立て替えてくれるようなシステムにしてくれたら、ただちに登録しますよ。
ただ、私みたいな虚弱体質の者の臓器は、貰った人にとっちゃ「ハズレ」でしょうな。
あゝ、「ソイレント・グリーン」とか「アシュラ」が思い出されますなぁ。
名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授(56)と原田直明准教授(43)らのグループが、赤ワインに含まれる植物成分のポリフェノールが学習機能や記憶をつかさどる脳の海馬を活性化するメカニズムを突き止めた。
(中略)
1日にワイングラス2杯程度(250~500ミリ・リットル)を飲むと、認知症に効果があることは従来、別の研究者の実験で知られていたが、メカニズムは解明されていなかった。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100929-00000133-yom-sci
九代目 松本幸四郎が、六代目 市川染五郎時代に奥さんの藤間紀子さんと出た「夫婦でワイン」のCM、あれはヨカッタですねぇ……
なんですか、赤ワインがボケに効く? あー有難や有難や。
これでまた酒を飲む理由が一つ増えました。
Betty Hall Jones – Buddy Stay Off That Wine
Jimmy James and the Vagabonds – Red Red Wine
- Neil Diamond – Red Red Wine(original)
- Tony Tribe – Red Red Wine
- Tinga Stewart – Red Red Wine – Reggae
Johni Naylor – Red Wine For My Blues
Charlie McCoy – Cherry Berry Wine
“Stick” McGhee – Drinkin’ Wine Spo-Dee-O-Dee (Harlem Records Version 1947)
Jimmie Rodgers – Kisses Sweeter than Wine
Gilles Marchal & Martine Habib – Summer Wine(1969)
Johnny Lemac – Slippin’ Wine
P. J. Proby – Sweet Summer Wine(Jack Nitzsche)(1966)
Oscar Peterson Trio – The Days of Wine and Roses
※(追記:この動画は削除されました)
Madura – Drinking No Wine(1969)
Plácido Domingo - “CAVALLERIA RUSTICANA” MAMMA, QUEL VINO E GENEROSO(1982)
プラシド・ドミンゴ – 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(ピエトロ・マスカーニ)アリア「母さん、このぶどう酒は強いね(母との別れ)」
Johnny Bond – Here Come The Elephants
Arthur Penn, Director of Stage and Screen’s ‘Miracle Worker’, Dies at 88
Wed Sep 29, 6:16 pm ET
Arthur Penn, a serious-minded director who, rare among his colleagues and despite a sporadic output, left a significant mark in both film and theatre, died Sept. 28, the day after his 88th birthday, according to friends in the industry. Mr. Penn had been in ill health over the past year.
By the time Mr. Penn directed the 1967 movie “Bonnie and Clyde,” an iconic film that ushered in an era of counterculture-inflected excellence in Hollywood, he had long established himself in the live television and stage worlds of New York City. In the late 1950s and early ’60s, he staged back-to-back hit productions of two plays by William Gibson, Two for the Seesaw and The Miracle Worker, and the Pulitzer Prize-winning dramatic adaptation of James Agee’s “A Death in the Family,” All the Way Home.http://news.yahoo.com/s/playbill/20100929/en_playbill/131129
アメリカン・ニューシネマの代表作「俺たちに明日はない」(1967年)などの作品で知られる米映画監督、アーサー・ペンさんが28日、ニューヨークの自宅でうっ血性心不全のため、死去した。88歳だった。
(中略)
代表作に「奇跡の人」(62年)、「小さな巨人」(70年)などがあり、実在の銀行強盗を描いた「俺たちに」は、その後の米映画界に多大な影響を残したとされる。
ブロードウェーの舞台も手がけ、「奇跡の人」ではトニー賞を受賞。また、60年の大統領選でケネディがニクソンと競ったテレビ討論では、ケネディに「カメラに視線を向け、簡潔に答えるように」と助言、ケネディ勝利に貢献したと伝えられている。http://www.asahi.com/obituaries/update/0930/TKY201009300106.html
戦争体験がいい意味で仕事に活きたんでしょうなぁ。
特にシンパシーを感じる監督じゃありませんでしたが、「奇跡の人」や「俺たちに明日はない」の映画的リアリティには悚然(ゾッ)といたしました。
追加記事
15年前、ワインの栓の90%はコルク栓だったが、いまは70%強。コルクの価格(コルク栓はコルク樫の樹皮からつくられる)は10年前にくらべると半減しており、プラスチックなど人工コルクのメーカーは世界全体で30社強に増加中。
(中略)
ブショネとは、コルクが原因でワインに不快な臭いがつくこと。1981年にスイスの研究者が発見したTCAというカビ臭くなった新聞紙のような臭いを放つ物質が原因だという。TCAはコルクとカビと塩素が反応して発生し、普通の人はTCAが6ptのレベルに達すると臭いに気づくが、専門家は2ppt*でも気になるようだ。一説によると、コルク栓のワインの10~25%がブショネによって香りが損なわれているという。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1289
よく自分の生まれ年のワインを飲むという話がありますよね。
あれは私はあまりやりたくない。
だって、ぶどう果汁を発酵させたものを瓶詰めしただけなのに、誰がその品質を保証しますか?
出す店だって購入する前にどのように保管されてたかまでは責任をもてないはずです。
日本酒でもウイスキーでもワインでも新酒が一番良い。
私はそう思ってるんですよ。
(2010年10月24日)
追加記事
少量のワインに水などを加えた“偽ワイン”が広く市場に出回っていることが、クリスマスシーズンの中国メディアの話題になり、当局が急きょ調査に乗り出した。
偽ワインは七百五十ミリリットルの瓶を十元(約百三十円)程度で購入でき、多くが河北省秦皇島市で製造されていた。二割のワインに水やアルコール、色素などを加え、一瓶約五元で卸しているという。なかには一滴もワインを加えず、添加剤など化学品を合成しただけのものもあるという。
レストランやホテルなどが購入し、「売れ行きは非常に良い」と同地のワイン業者。国内外の有名ブランドのラベルに張り替えるケースもあるという。
偽ワインについて専門家は「頭痛などのほか、がんを発症させる恐れもある」と指摘。http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010122602000029.html
26日の新華社電によると、中国河北省の当局は「偽ワイン」を製造した疑いで同省秦皇島市のワイン製造業者3社を摘発、6人を逮捕した。偽ワイン疑惑はクリスマスを前に中国メディアが暴露し、当局が調査に乗り出していた。
偽ワインはワイン原酒が2割程度しか入っておらず、水と香料、色素を混入させて製造。有名ブランドのラベルを貼って、破格の安値で北京などに出荷されていた。出荷価格が1瓶5元(約60円)のものや、中には原酒が一滴も入っていない粗悪品もあったという。http://www.47news.jp/news/2010/12/post_20101226221000.html
海外産に負けない高品質のワインを造ろうという気概、こころざしがまったくない。
とにかくゼニ儲けだけ。
あと百年くらいたたないと変わらないでしょう。
(2010年12月26日)