トニー・カーチス、死去

Obituary
Tony Curtis
Enlarged Photo LAS VEGAS (AP) — The Clark County coroner says actor Tony Curtis has died.
Coroner Mike Murphy says Curtis died at 9:25 p.m. MDT Wednesday at his Las Vegas area home of a cardiac arrest.
Curtis, who had heart bypass surgery in 1994, began his acting career as a 1950s heartthrob but became a respected actor with such films as “The Defiant Ones” and “Sweet Smell of Success.
“The Defiant Ones” brought him an Oscar nomination in 1958 for his portrayal of a racist escaped convict handcuffed to a black escapee, Sidney Poitier. The following year, he co-starred in one of the most acclaimed film comedies ever, Billy Wilder’s “Some Like It Hot.”

http://obits.nola.com/obituaries/nola/obituary.aspx?n=tony-curtis&pid=145731701

米メディアは9月30日、俳優のトニー・カーチス氏が死去したと報じた。
 85歳だった。
 同氏は、米映画「お熱いのがお好き」でマリリン・モンローと共演したことで知られる。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100930-OYT1T00953.htm

パッと思い浮かぶのは“色悪”のイメージです。どこか暗い目をした二枚目の野心家。時に暴走する情熱家。フーディーニの役(魔術の恋)なんかそうですよね。
この人の出演作で一番好きなのは『手錠のまゝの脱獄(The Defiant Ones)』(1958年)。例の『網走番外地』第1作目で石井輝男がパクッたアレです。
『お熱いのがお好き』『グレートレース』などのコメディタッチのシャシンでは二枚目半のおとぼけ顔でがんばってましたが、どうもただの善人や堅物じゃこの人はつまらない。
年齢とともに脇へまわるようになり、関心が芝居道からほかに移っていった感じでした。

Defiant Ones(1958)trailer 手錠のまゝの脱獄

TRAPEZE(1954)trailer 空中ぶらんこ

Frankie Darro in The Perfect Furlough – 1958 休暇はパリで

SOME LIKE IT HOT(1959)trailer お熱いのがお好き

Don’t Make Waves(1967)trailer サンタモニカの週末

 

池内淳子、死去

女優、池内淳子(いけうち・じゅんこ、本名・中沢純子=なかざわ・すみこ)さんが26日、肺せんがんのため死去した。76歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く。
 昭和29年、友人の勧めで「サンケイグラフ」のカバーガール募集に応募し、当選したのがきっかけで新東宝に入社。翌年、「皇太子の花嫁」でデビューし、31年には東映の高倉健、日活の石原裕次郎らと第1回日本映画製作者協会新人賞を受賞した。
 テレビにも出演し、35年に主演したフジテレビの昼ドラマ「日日の背信」が主婦層をくぎ付けにし、“よろめきドラマブーム”の火付け役となった。
 その後、映画では森繁久弥主演の喜劇「社長シリーズ」「駅前シリーズ」での芸者役や、松本清張原作「けものみち」でシリアスなヒロインを演じるなど、多くの作品に出演。40年のTBS系テレビドラマ「女と味噌汁」のヒットを機に、高視聴率女優としての地位を確立した。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100930/tnr1009301258007-n1.htm

三ツ矢歌子さんと同じように、齢(とし)を累ねるごとにますます良くなる女優さんでした。
新東宝時代は作品に恵まれませんでしたが、その後は演技力・存在感を買われて次々お呼びがかかり、硬軟織り交ぜて数多くの作品に出演、映画史に輝く存在となりましたね。
さらにテレビでも日常的な細やかな演技に精彩を放ち、たちまち茶の間の人気女優に。
どちらかというと私はシリアスな役より、この人の明るい役の演技が好きで、池内淳子というと白い割烹着姿が目に浮かびます。
ヒロイン役を務めた『男はつらいよ 寅次郎恋歌』(1971年)は、たしか寅さんシリーズで初のロードショー公開だったんじゃなかったでしたっけ。
ずいぶんといろんな映画やテレビドラマ、舞台にお出になってますけど、
一本だけ挙げるとすれば、私の場合、川島雄三監督のシリアスな現代劇『花影』(1961年)ということになります。
「私の名は葉子、葉っぱの葉子よ」というあの声が忘れられません。