旧西ドイツのROCK/POPS(1)

以前、
talkin’ ’bout my g-g-g-generation more register movement
そよ風の日曜日、想い出のラスト・キッス more register movement
で、旧西ドイツのロックンロール、ポップスについて少々触れました。
今回はその西ドイツと真正面から向き合ってみたいと思います。

1957、8年ころ、かの国でも西側諸国のご多分に漏れず、ビル・ヘイリーやエルビス・プレスリーのロックンロールが大ブームとなっていました。
その一翼を担っていたのが1943年生まれの歌手・女優のコーネリア・フロベス(Cornelia Froboess 発音はコァネリア・フロビース。愛称コニー)です。
童謡歌手・子役からキャリアを始め、ちょうど人気が出たころロックンロールが流行っていたので、それらしい歌を歌っています。ですからアメリカのアネット、日本の松島トモ子、英国では少し年上ですがペトゥラ・クラークと似た経歴ということになります。
1958~60年ころはボーイッシュな(というより男装)キャラを前面に出していたようですね。おそらくイメージ戦略的にそうした、ということでしょう。

(下)西ドイツ盤LP『CONNY ROCKT/Conny Froboess』BEAR FAMILY 1979
リイシューで気を吐いたベア・ファミリー・レコード(ドイツ語ではBär Familie Rekord ベール・ファミーリエ・レコルト)が1979年にリリースした、コニー・フロベスの録音からロック色の強い歌を集めたコンピレーション・アルバム。

 

 

Conny Froboess – Blue Jean Boy(1958)

Conny Froboess – Holiday in Honolulu(1959)

 

 
Conny Froboess – Lady Sunshine und Mister Moon(1962)

 

Conny Froboess – Images

 

同じ時代の西ドイツROCK/POPS系をもうちょっと見てみましょう。

(下)西ドイツ盤LP『DER ROKER ICH BIN EIN MANN / TED HEROLD』BEAR FAMILY 1979

(上)西ドイツ盤LP『DER ROKER Lieder Seiner Idols / TED HEROLD』BEAR FAMILY 1979

Ted Herold – Moonlight(1960)
ドイツのロカビリアン。今も活躍してるようですね。

Ted Herold – Ich Bin Ein Man(I’m A Man)

 

(下)西ドイツ盤LP『DER ROKER / Peter Kraus & Die Rockies』BEAR FAMILY 1979

(上)西ドイツ盤LP『DER ROKER TEN O’CLOCK ROCK / Peter Kraus & Die Rockies』BEAR FAMILY 1979

Peter Kraus。この人も同じころの人ですが、少しPOPS寄りです。同じく今も活躍されてるご様子でご同慶の至り。

Die James Brothers – Wenn(1958)
Peter Kraus und Jörg Maria Berg

  ※(追記:この動画は削除されました

Peter Kraus – Sensationell(1959)

Gus Backus and Peter Kraus – Das haben die Mädchen gern
ガス・バッカスとのデュオで歌う、これはドイツ版可愛いベイビーか?

Peter Kraus – Lass kein Mädchen lange warten 1964

 

(下)西ドイツ盤LP『DER ROKER Ja So’ne Party / Billy Sanders』BEAR FAMILY 1979

次はBilly Sanders。
ストレイ・キャッツ後にブライアン・セッツァーがやってるのはこの人のスタイルです。

Billy Sanders – Shuffle Beat(1961)

Billy Sanders – Hallo, Mr. Twist

 

(下)西ドイツ盤LP『MOTORBIENE / BENNY QUICK』BEAR FAMILY 1979

Benny Quick – Motorbiene
オリジナルはポール・サイモンがトム&ジェリー後に、単独でスタジオ・ミュージシャンたちと吹き込んだチコ&トライアンフスの『Motorcycle』で、最初期のジャン&ディーンのサウンドを連想させます。

benny quick & petra prinz – bleib bei mir babe

 

ということで、ほとんど自分のためだけのリンクとなりましたが、ついでですからそのほかの歌手についても拾っておきたいと思います。

Frank Olsen

Die Nilsen Brothers

Siw Malmquist

Wencke Myhre

Michael Holm
ミヒャエル・ホルム(1943年生まれ)

最後にビーチ・ボーイズのドイツ語吹込みと、ドイツのビートルズ・コピーバンドの映像を。