然り。いつだって世界は愛を求めていたよ

ジャッキー・デシャノン、1965年のヒット『世界は愛を求めてる』。

(下左)コロムビア映画「ボブとキャロルとテッドとアリス」サウンド・トラック盤 シングル『世界は愛を求めてる』c/w 『この胸のときめきを』ジャッキー・デシャノン リバティ/東芝音工
(下右)シングル『恋よ、さようなら』c/w『愛を求めて』ディオンヌ・ワーウィック セプター/テイチク

 

Jackie DeShannon – What The World Needs Now(1965)

Dionne Warwick – What the world needs now is love

2組のカップルが夫婦交換を試みるという1969年の映画『ボブとキャロルとテッドとアリス』(日本公開は翌1970年)のラストでジャッキー・デシャノンの『世界は愛を求めてる』が流れる。

Bob & Carol & Ted & Alice

  ※(追記:この動画は削除されました

名女優ジュディ・ガーランドは晩年、薬物とアルコール中毒でボロボロになり、1969年6月22日、睡眠薬の過剰摂取で死んだ。
以下の動画は、まさにそのボロボロの時代のもので、生活費を稼ぐために無理をして歌っているのだが、リハでは途中で歌詞を忘れてしまったりしている。
若干正視に堪えぬところではある。

Judy Garland hosts at The Hollywood Palace in May 1966(rehearsal)

Judy Garland hosts at The Hollywood Palace in May 1966(1 of 4)

ジャズ系ではR&B~ソウル歌手フォンテラ・バス(母親がクララ・ウォード・シンガーズのメンバーだった)のジャズ・アレンジ、ヒューストン・パーソンのテナーサックスなどがよろしい。
(右)CD『ヒューストン・パーソン アンダーグラウンド・ソウル!』プレスティッジ 1966年録音
このアルバムはパーソンの初リーダー作で、2曲目が『What The World Needs Now Is Love』
(邦題には「世界は愛を求めている」と「い」が入っている)。
この人はわりあい守備範囲が広く、60年代終わりから70年代にかけては、当時はやりのソウル~ディスコ音楽でヒット作を連発した。

ゴスペル/ソウル歌手クララ・ウォードのバージョン。
いささかニュアンスには欠けるものの、さすがに堂々たる歌いっぷり。

Clara Ward – What The World Needs Now

西ドイツ(当時)の歌手。

Katja Ebstein So viel Liebe fehlt(What the world needs now)

トム・クレイ版については、
お名前ソング、追悼ソング (1) more register movement
で取り上げているのでここでは省略。

バート・バカラックの作風は日本の歌謡曲にも強い影響を与えた。
たとえばいしだあゆみの『恋はそよ風』『誘惑的な午後』からは『サンホセへの道』、(バカラックではないがフリートウッズの『やさしくしてね』)、
岡崎友紀の『おくさまは18歳』からは『恋よさようなら』の影響が窺える。

いしだあゆみ – 恋はそよ風

  ※(追記:この動画は削除されました

いしだあゆみ – 誘惑的な午後

  ※(追記:この動画は削除されました

おくさまは18歳

  ※(追記:この動画は削除されました