打ち込まれた楔(くさび)

ロックンロールが白人のテーンネイジャーに熱狂的に受け入れられ、ために白人の大人に目の敵(かたき)にされたのは1955、56年のこと。
以下の動画はそのころを回顧したものですが、ナレーションの声がなんだか昔風です。いつごろのものでしょうか? トレニアーズの映像はレアです。
50年代の映像というのは、私なぞは見ていてどこか怖い感じがする。南部を中心に「奇妙な果実」に歌われるような黒人へのリンチが日常茶飯事だったころですからね。
軍隊では白人も黒人も平等な扱いが原則で、第二次世界大戦・朝鮮戦争でアメリカの白人青年は黒人とのコミュニケーションを余儀なくされたということがあります。その次の段階がロックンロールの流行。これはエンタテイメントですから罪がない。
このふたつが互いの偏見と憎悪へ打ち込まれた大きなくさびであったことは間違いありません。

Rock And Roll – The Early Days – Bill Haley…Elvis Presley

Elvis Presley – How He Became ”The King Of Rock And Roll”

 

追加記事
残念! 動画、削除されちゃいましたね。
(2010年6月2日)

 

I’m Not Sayin’

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの、ニコ。
いろんな男たちがこの人に肩入れしバックアップをしました。そうさせるだけの何かを持っていたのでしょう。
1988年、自転車の転倒事故で亡くなってますが、元からヤク中でしたから、あそこまでよく生きながらえてライブ活動を続けたもんだと、逆に感心しちゃいます。

1965年には、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズの紹介によりイギリスでファースト・シングルを出すが、商業的には成功しなかった。このシングルのB面はジミー・ペイジが作曲・プロデュースしている。
ニコ – Wikipedia

(  ↑  )シングル「I’m Not Sayin’」 c/w 「The Last Mile」(1965年)のことですね。
私には歌の才能があったようには感じられません。

Nico – I’m Not Sayin’(Origional 1965 Promo Video)

Nico – The Last Mile

同じようにモデル出身で映画に出てレコードも出したというとツイッギーが思い出されます。
ニコとツイッギーは話とかしたことあるんでしょうかね。どんな話をしたんだろ・・・

(  ↓  )魔法の解けてしまったツイッギーが“60年代”へ捧げる、これはオマージュでありましょうか。

Twiggy – Here I Go Again