肉汁あふれて by ホルモンヌ・フェイスフル

若い女性にホルモン(モツ)焼きが大人気だ。客の半分以上が20代、30代の女性客、という店もある。ホルモン焼店に出入りする女性を「ホルモンヌ」とよぶらしいが、この「ホルモンヌ」、ビールなど酒をあまり飲まず、ウーロン茶を片手に、ホルモン焼きをお腹いっぱい食べて帰ることが多いのだという。

http://www.j-cast.com/2009/11/29054943.html

女性に「何を食う?」と聞いて「肉」という答えが返ってくるようになったのは、この20年ほどじゃないかな。
少なくとも私の周囲ではそうでした。
韓国風の焼肉店は今みたいに多くはなかったし(新大久保や赤坂はもうコリアンタウンですね)、そもそも肉をそんなに食わなかったような気がします。
牛肉はすき焼きかステーキが普通で、キホン特別な時以外はお目にかかれなかった。せいぜい、申し訳程度入っているシチューかカレー。あと缶詰のコンビーフ。家庭で肉というと豚肉か鶏肉、あるいは合い挽きで作るハンバーグくらいでした。
もちろんマクドナルドのようなハンバーガーチェーンもなかったし(吉野家はようやくCMを始めたころ)、それを普通に食うようになったのもそんな昔のことじゃなかったですよ。
なんで今の女性は「肉、肉」っていうんしょうかねぇ。関西の女性だけならまだ分かりますが、近ごろは東京の女の子でもそういう傾向が強くなった。
食い物が違うと人間も違ってきますね。考え方も違ってくる。世代の違い以上のものが生れてくるでしょう、きっと。
今度はホルモン焼きですか。昔は場末の店のイメージでしたが、今は高級食材なのかもしれません。若い女性たちが明日の活力を求めてホルモン焼きに舌鼓をうつ――ひところ話題になった「おやじギャル」なんかはるかに超越しちゃってる感じです。

追加記事

肉ブーム最高潮!“肉食系”フードテーマパークが続々オープン
(中略)
その肉人気を裏付けるように、5月に8店舗の精肉店が集結した「神田ミートセンター」が、10月には、さまざまなホルモンを出す4店舗が集まった「新宿三丁目ホルモン横丁」が登場。その波はビッグウェーブと化してきている。
そして、そんな“肉Year”2009年の締めくくりにふさわしく、フレンテ南大沢の新館に、日本初の肉料理のテーマパーク、「東京ミートレア」が12/3(木)にオープン!

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20091202-00000002-tkwalk-ent

(2009年12月2日)

追加記事

韓国の人気アイドルグループ「少女時代」のメンバーが日本のテレビ番組で「好きな日本食は焼き肉」と発言したことが韓国で注目を集めている。
(中略)
同曲の発売に合わせ10月24日、メンバーたちがNHKの音楽番組「MUSIC JAPAN」に出演した。その中で司会者から「日本の食べ物で好きなものはありますか?」という質問が出た。
これに対し、「すき焼き」「寿司」「たこ焼き」など次々と日本の食べ物が挙がったが、メンバーの1人で、韓国でも特に人気のあるジェシカさん(21)が「焼き肉」と回答。これが、韓国のネットユーザーの目にとまることとなった。
日本における焼き肉は戦後間もないころ、大阪の在日韓国・朝鮮人が始めたものとされている。焼き肉の語源も、甘い醤油タレを肉に付けて焼いたり煮たりする韓国料理「プルコギ」の日本語訳と言われている。そのため、ジェシカさんには「焼き肉は日本強制占領期間に日本に渡った在日同胞が韓国のプルコギから派生させて作った料理だろ」「日本人が韓国に来て『好きな韓国料理はうどん』と発言するようなもの」「焼き肉はプルコギなのだから、日本式プルコギと呼ばなければならない。これは売国行為だ」といった非難が殺到した。

http://www.j-cast.com/2010/10/26079195.html

どんな料理でもその国、その地域の好みに多少は合わせるということがありますね。
中国で売られているペットボトル入りのお茶が甘いのなどは、まさにそれでしょう。
ホルモン焼き~焼肉、パチンコ産業は、在日の人々が日本に定着させたもので、お客としてはやはり日本人を想定していたというところが、この話のミソです。
(2010年10月27日)

追加記事

 肉類を食べる量が多いと、結腸がんになるリスクが約1・5倍高いことが、国立がん研究センターの研究班の調査でわかった。大阪や岩手、茨城、秋田、新潟、長野、高知、長崎、沖縄など9府県の45~74歳の男女約8万人を10年以上追跡した。欧米より肉を食べる量が少ない日本では、これまで結腸がんと肉食の因果関係が不明だった。
 研究班は、調査追跡期間中に結腸・直腸がんになった男性714人、女性431人について肉類を食べる量で5グループにわけ、がんの発生率を比べた。
 すると、男性は、ハムやソーセージも含めた肉類全体の摂取量が1日約130グラムのグループは、20グラムのグループの約1・4倍、結腸がんのリスクが高かった。女性は、牛肉や豚肉を1日約90グラム食べるグループは、約10グラムのグループの約1・5倍、結腸がんリスクが高かった。

http://www.asahi.com/science/update/1128/TKY201111280122.html

日本人でこの2、30年に大きく変わったのは顔つきと声質でしょう。かなりシャープになったと思います。これは西欧化というよりは社会のあり方の変化が影響してるんじゃないでしょうかね。
肉体、とりわけ内臓についてはいくら食生活が変わったからといってニ代三代ですぐに変わるもんじゃない。たとえば腸の長さ。
長い腸ゆえに肉の消化に不向きであるのか、あるいは肉の消化に適した消化酵素が西欧人に比べて少ないのか。あたしゃまったくの門外漢で、ビフテキのレアのように生かじりの知識を披露することすらできません。

(2011年11月28日)

 

So in Love

1948年12月初演のミュージカル「キス・ミー・ケイト」。
シェイクスピア喜劇「じゃじゃ馬ならし」に出ることになった、元夫婦の話。
パンパンと尻を叩く「スパンキング」の場面があり、悠長に「阿古屋の琴責め」なんぞをしてるバヤイではないと得心した次第。

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ミュージカルでは、歌が筋の進行にどれだけ関わってるかで、ドラマの濃淡が決まってきます。これは時間的制約でもあるわけで、そのため容易に想像のつく結末となるのが普通です。興味の対象は「どうそこへたどり着くか」とか、演技はどうか、曲は良いか、歌唱はどうか、といったことになるわけです。
さらに劇中劇が入る構成ですと、そこに時間が取られるため、人物関係や行動の必然性が分かりにくくなるというリスクが出てきます。

「キス・ミー・ケイト」の場合は、同じ舞台を務めることになった、別れたばかりの役者夫婦が主人公。はたして焼け木杭に火がつくのか、それともそれぞれ新しい恋人と結ばれて、二倍のハッピーエンドを迎えるのか、それは見てのお楽しみですね。

その「キス・ミー・ケイト」のナンバー「ソー・イン・ラブ」は日本では「日曜洋画劇場」のエンディング・テーマとしても知られていました。
「シャレード」とか「雨の訪問者」のサントラを最初に聞いたとき、どこかしらこの曲の雰囲気が感じられたような記憶があります。

 

Kiss Me Kate – Original Trailer 1953

MGMが映画化したときの予告編。

Morton Gould – So in Love

「日曜洋画劇場」でおなじみのモートン・グールド盤。

Frederick Fennell – So in Love(1961)

1961年のLP「Music In Depth f:35d」より。

Ella Fitzgerald – So in Love

エラ・フィッツジェラルドのヴァーヴでの録音「シングス・ザ・コール・ポーター・ソングブック」より。
オペラ的発声ではないボーカルでは最高のものと云われてます。

ジャズ演奏では、
ハンプトン・ホーズ「ザ・トリオ Vol.1」
ミルト・ジャクソン「バラッズ&ブルース」
アート・ペッパー「ソー・イン・ラブ」
チック・コリア「アコースティック・バンド」
レイ・ブライアント・トリオ「リトル・スージー」
フレッド・ハーシュ・トリオ「ダンシング・イン・ザ・ダーク」ほか
菊地雅章「ラブ・ソング」ほか
マーク・コープランド「ソフトリー」
などの評判がいいみたいですね。

Patti Page – So In Love

Jane Morgan – So In Love

Susan Maughan – So in Love(1962)

  ※(追記:この動画は削除されました)

Fred Hersch – So in Love(Chivas Jazz Festival, 2002)

フレッド・ハーシュ(ピアノ)のライブ。

Julie Andrews – So in Love

ジュリー・アンドリュース、1958年の録音。

 

ジュリー・ロンドンのボサノバ風。アルバム「All Through The Night」より。

 

1971年「ボンソワール・コール・ポーター」(フランス)の映像。

 

この方はロンドンで活躍してるニュージーランド出身のオペラ歌手のようです。

 

コール・ポーター夫妻を描いた映画『五線譜のラブレター De-Lovely』の一場面。

 

嫌味のないスッキリした歌唱。好感が持てます。

 

ベルギー生れの歌手。

 

サンフランシスコのベイ・エリアを中心に活動している歌手だそうです。
2004年のアルバムから。

どうやらこの( ↓ )ミュージカルの映像(2002年)のようです。

 

ポーランドの歌手。
男性歌手のものでは唯一、私が最後まで聞いたテイクです。

 

ギリシャ版のようですね。音がデカいな。

 

2006年12月の映像。

 

スロベニアで開かれたコンサート。ピアノは日本人。

 
 

Rachel York – So in Love

ブロードウェイで活躍するレイチェル・ヨークによる歌唱。
やはり昔の人とは声の出し方が違います。