馬・橇・車

クリスマス・ソングで『Sleigh Ride』というのがあります。
「楽しい橇すべり」「そり滑り」といった邦題で日本でもポピュラーな楽曲です。

英語の歌詞は後から付けられたそうですが、改めて聴くと英語でも詞をつけにくいメロディだなぁという気がします。
その詞に、

Giddy-yap giddy-yap giddy-yap let’s go

というのがありまして、
これはボビー・ヘルムズの『ジングルベル・ロック』に出てくる

Giddy-up jingle horse, pick up your feet

ビーチ・ボーイズの『409』(英語読みではフォー・オー・ナイン)にある

Giddy up giddy up giddy up 409

(空耳では「義理や、義理や、オロナイン」と聞こえる!)
同じくビーチ・ボーイズ64年のアルバム『コンサート』の『ロング・トール・テキサン』(オリジナルは1959年のThe Four Flickers)冒頭の

(Giddy-up)
(Giddy-up)

と同じ単語であるようです。

を見てみると、

Okay, let’s do it!

といった意味合いの俗語であるらしい。
片や橇、片や車ということからすると、元はカウボーイが馬に前進を促すときの掛け声だったのかもしれません。