第49回神田古本まつり

神保町古本まつり

第49回神田古本まつりの初日に駆けつけ、安いのを資料として10冊ほど購入しました。
例年、古本まつりに行っても、セールでない本のほうを多く買ってしまいます。今年もそうでした。
その中の1冊がコレ(  ↓  )
LIFE誌1969年9月29日号
ライフ誌の1969年9月29日号。500円。
特集はピーター・マックス。
ピーター・マックス、横尾忠則、アンディ・ウォーホル(昔はウォーホールでしたよね)は小学校5年のときの私のアイドル的存在でした。

この号には意外なことに「日本」がたくさん出てきます。
日本企業の広告がとにかく多い。
1ページ目にシャープの電卓。2ページ目にヤシカのカメラ。9ページ目サンスイのラジオチューナー。
以下セイコーの腕時計、ナショナルのレコードプレイヤー(カラー刷り)、ミノルタのカメラ(カラー刷り)、スズキ「フロンテ」(カラー印刷)――これらはすべて1ページ全面広告です。
2ページ分の見開き広告もあります。パイオニアのミキシング機能付ラジオチューナー。
そのほか、リコーが1/2ページのカメラ広告を出してます。
西海岸で「リトル・ホンダ」「ヤン・ヤン・ヤマハ」なんて歌がはやったのはこれより6年前のことで、すでに1960年代、日本企業の圧倒的な輸出攻勢が米市場を席巻していたことが分かります。

この号に出てくる「日本」は広告だけではありません。
ピーター・マックスの特集で、ライフ誌が彼に特注した「自画像」が載っているのですが、よく見ると中心に富士山、湖面に映る逆さ富士、そして北斎の神奈川沖浪裏を彷彿とさせる大波が描かれているのです。
そもそもピーター・マックスの作品群からは特にレイアウトにおいて浮世絵版画や曼陀羅の影響が読み取れるのであって、この「自画像」は自らそのアイデンティティを告白したものといえるのではないでしょうか。

 

J-POPの源流がアレだったか!

JPOPの曲似ているのは理由がある 「コード依存」がひどいから?
2008/10/25
「倖田來未が歌っている曲のパクリ騒動は、JPOPの形骸化が招いた悲劇だ」――そんな解説が投稿動画サイト「ニコニコ動画」にアップされ、一週間で19万回閲覧されるなど大きな話題になっている。安易にヒット曲を生み出そうと、日本人好みの同じコード進行で作った曲の氾濫が元凶で、ここから脱却しないと今後もパクリ騒動が頻発する、と断じている。

http://www.j-cast.com/2008/10/25029220.html

J-POPの源流が『君の瞳に恋してる(Can’t Take My Eyes Off You)』(オリジナルは1967年のフランキー・ヴァリ〔フォー・シーズンズではなくソロ名義〕、ディスコ版カバーのヒットは1982年のボーイズ・タウン・ギャング)だったとは驚きももの木20世紀!

『君の瞳に恋してる』についてはディスコ時代以降の人はボーイズ・タウン・ギャング盤を支持するでしょうね。
オールディーズをディスコサウンドで焼き直すパターンは70年代後半で出尽くしましたから、
82年のこれはいささか食傷気味でしたよ。
ライブ映像を見ると「売らんかな」の企画盤だったということがよく判ります。

Frankie Valli – Can’t Take My Eyes Off You(1967)

Frankie Valli – Can’t Take My Eyes Off You

Andy Williams – Can’t Take My Eyes Off You(1970)

Boys Town Gang – Can’t Take My Eyes Off of You(1982)

Boys Town Gang – Can’t Take My Eyes Off of You

ちなみにEyes Of(オブ) YouではなくEyes Off(オフ) Youなので、お間違いなく。

追加記事

(2009年10月13日)