なぞかけ問答

 旭五郎さん63歳(あさひ・ごろう<本名・大内重昭=おおうち・しげあき>ボーイズトリオ「東京ボーイズ」リーダー)8日、原発不明がんのため死去。アコーディオン、三味線、ウクレレによる「ボーイズ」のベテラングループで、アコーディオンを担当。客からお題をもらい即興で解く「なぞかけ問答」で親しまれた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000073-mai-peo

テレビ創世記の関西発コメディ、昭和40年代の吉本インベージョン、MANZAIブーム、若手お笑いタレントブーム等々、寄せては返す波のように関西勢の東京進出があって、そのつど東京の演芸が弱体化していったように、私には感じられます。
東京ボーイズはとても雰囲気のいいグループで、やはり知的センスが要求される「なぞかけ問答」がいちばん印象に残ってます。
63歳の若さで逝くとは実に惜しいですね。

PRESCRIPTION:MURDER

COLUMBO 刑事コロンボ DVDコレクション/1 殺人処方箋デアゴスティーニ・ジャパン刊『COLUMBO 刑事コロンボ DVDコレクション/1 殺人処方箋』
10月9日発行、創刊号特別価格:790円(税込)
ノーカット、小池朝雄の吹替え、NHK放送時カット分も完全復活、英語・日本語版字幕とくれば、買わないわけにはいきません。
この第1作はめったに再放送されませんから、千載一遇、盲亀の浮木ってやつです。資料も充実してますね。

アメリカTVドラマのひとつの到達点をしめす『刑事コロンボ』。
日本初放映の時期から1970年代のドラマだとついつい思いがちですが、第1作『殺人処方箋』のアメリカ初放送は1968年2月、その元となった舞台劇の公開は62年、さらにその原作小説の発表が60年と、その出自は完全に1960年代です。
セレブの犯罪をイタリア系のしがない刑事が追い詰めていくというパターンには、どこか左翼的な視点が感じられますがどうでしょう。金持ちなんかロクなもんじゃないという“気分”は実はアメリカ文化の伝統のひとつでしてね。トム・ソーヤの昔からそういうのはあります。
連綿と伝わるそうした文芸のモチーフを確認する上でも、この第1作目はどうしても外せません。