老いも若きも

 個性派女優で、随筆家、童話作家でも知られる岸田今日子(きしだ・きょうこ)さんが、17日午後3時33分、脳腫瘍(しゅよう)による呼吸不全のため亡くなった。76歳。
 葬儀は近親者のみで行った。後日お別れの会を開く。
 作家、岸田國士(くにお)の二女として東京に生まれ、1949年に自由学園を卒業。舞台美術家を志して文学座に入るが、翌年「キティ颱風(たいふう)」で女優デビューした。三島由紀夫作「薔薇(ばら)と海賊」、三島演出の「サロメ」などで鋭い感性と存在感を発揮し、地歩を固めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000511-yom-soci

 放送作家、タレントとして高度成長期のお茶の間の人気を集める一方、95年の東京都知事選で無党派旋風を巻き起こすなど政治家としても活躍した前同知事、青島幸男(あおしま・ゆきお)さんが20日午前、骨髄異形成症候群のため東京都内の病院で亡くなった。74歳だった。葬儀は未定。自宅は非公表。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000070-mai-peo

シングル「青島だァーー」青島幸男シングル「そろりと参ろう」青島幸男

(写真上左)1963年12月発売 シングル盤『青島だァー』
(写真上右)1964年1月発売 シングル盤『そろりと参ろう』
ともにクラウンレコード。

さて12月20日は、ビッグネーム2人と、カンニング中島(なかしま)の訃報が駆け巡りました。
老人2人は天寿を全うしたといっていいくらいの年齢。
中島忠幸は33歳。妻子がいたそうですから、定めし“無念の早世”でありましたろう。

岸田今日子と従兄弟(いとこ)の岸田森。独特のムードでしたね。
私は舞台は見ておりません。
映画では『秋刀魚の味』(1962年)、『女のつり橋』(1961年)、『卍(まんじ)』(1964年)、『砂の女』(1964年)、『戦争と人間』(1970年)の演技が特に印象に残ってます。それから「大奥では…」というナレーション。

青島幸男は、魑魅魍魎が支配する東京伏魔殿で生命力をすべて吸い取られた観がありました。
議会運営でことごとく反対され、苛め抜かれて、にっちもさっちも行かなくなり、ついに白旗を上げざるを得なかった。
一代の風雲児もさすがに魔軍には敗れたということでしょう。