San Francisco Bay Blues

以下は、かつてpointex.bizにあったサイト『South of the Border』で、2002年4月1日にUPしたリンク集『San Francisco Bay Blues―――サンフランシスコ情報』の記事の一部です。

 
◇  ◇  ◇
 
CD「San Francisco Bay Blues / JESSE FULLER」復刻版CD『San Francisco Bay Blues / JESSE FULLER』
オリジナルアルバムとしてのリリースは1963年で、デジタル・リマスタリングを経てのCD化は1991年。
ジェシー・フラーはギター、カズー、ハーモニカ、シンバル、そしてfotdellaと称する足踏みピアノを駆使するワンマンバンド・スタイルのシンガーで、1950年代末、トラディショナルソング発掘のムーブメントの中で再発見され、「サンフランシスコ湾ブルース」という古いジャズソング風の自作曲で世界的有名人となった。

この楽曲は、
 Ramblin’ Jack Elliott
 The Weavers
 Rooftop Singers
 Peter, Paul & Mary
 Brothers Four
 Janis Joplin
 The Beatles (live, rehearsal sessions)
 Eric Clapton
 Bob Dylan & Neil Young
 John Lennon
 Phoebe Snow
 Richie Havens
 Tim Williams
 Tom Rush
 Mungo Jerry
 Hot Tuna
 Lu Watters Jazz Band
 Vintage Riot
などによって、
広く歌い継がれていった。

 

<Jesse Fuller自身のテイクを収録しているCD>

Blues at Newport Recorded live at the Newport Folk Festival 1959-1964CD「Blues at Newport Recorded live at the Newport Folk Festival 1959-1964
/ Various Artists」
1991/09/16 Vanguard Records
 
The Prestige/Folklore Years:Vol. 2 - The New City Blues Recorded 1962-1965CD 「The Prestige/Folklore Years:Vol. 2 – The New City Blues Recorded 1962-1965
/ Various Artists」
1994/01/01 Prestige
 
The Arhoolie Records 40th Anniversary Box SetCD 「The Arhoolie Records 40th Anniversary Box Set“The Journey of Chris Strachwitz”
/ Various Artists」
2000/09/26 Arhoolie Records
 
Frisco Bound / Jesse FullerCD「Frisco Bound / Jesse Fuller」
1991/10/22 Arhoolie Records
Recorded in 1955 and 1967.
 
◇  ◇  ◇
 

追憶の60年代カリフォルニア すべてはディランの歌から始まった『追憶の60年代カリフォルニア すべてはディランの歌から始まった』
三浦 久 著
平凡社新書 018
1999年9月21日発行
信州豊南女子短期大学教授でフォークシンガーでもある著者は、1963年、AFSプログラムによって、サンタローザの高校へ1年間留学した。そして授業中にケネディ暗殺の第一報に接しショックを受ける。帰国後、国際基督教大学から再びカリフォルニア大学サンタバーバラ校へ留学。1966~1969年の夏まで滞在したカリフォルニアで、著者はカウンターカルチャーの風を受けながら、様々な人と出会っていく。

 

カリフォルニア・ストーリー『カリフォルニア・ストーリー』
石川 好 著
中公新書 712
1983年12月20日発行
アメリカ史というとまず猿谷要先生だが、カリフォルニア史ならこの石川好(よしみ)氏だ。1965年に初渡米。ロスには通算10年以上滞在していた。
本書はカリフォルニア「発見」から第二次大戦までの歴史を判りやすく教えてくれる。写真・図版も多く、安価で短時間で読み終えられるボリュームなので、歴史を知るには最適だろう。
同氏の『カリフォルニア・ナウ』も同じ中公新書に収められている。ただし書名の「ナウ」が示すとおり、2002年現在のカリフォルニアの話ではない。

 

カリフォルニア日記『カリフォルニア日記』
エドガール・モラン著
法政大学出版局刊(絶版)
『反社会を分泌し、野蛮な革命を生きるこの青春を見るのが、私のこの地でのもう一つの目標である。』―――現代生物学界の指導的頭脳を結集したソーク研究所(サンディエゴ)での1969年9月から1970年にかけての滞在記録。爛熟期にあったアメリカ西海岸のカウンターカルチャーの実態を人類学的見地から考察している。
日本では1975年6月、法政大学出版局から「りぶらりあ選書」の一書として翻訳・出版された。

 

San Francisco
『San Francisco』
Lane Magazine & Book Company 1969年9月発行
同社発行「SUNSET BOOKS」「SUNSET MAGAZINE」の編集部によるサンフランシスコの写真集。
1542年から現代までのカリフォルニアの歴史に50ページも割かれていて、大いに勉強になる。
ただし1969年発行にしては若者風俗をほとんど扱っておらず、ちょっとガッカリ。

 
◇  ◇  ◇
 

以下はサンフランシスコの大通り「マーケット・ストリート」の映像2種。
ひとつは1905~1906年ごろのもの。鉄道ファン向けビデオのような作り。
いきなり当時の流行歌「ティピラリーへの道」がBGMに使われていて、我が意を得たりの感。
もうひとつは1941年。
両者の間には壊滅的な大地震(1906年)が起きているはずだが、とうぜんその痕跡はみられない。

Go Back 100 Years Market Street San Francisco in 1905 (full) A Trip Down Market Street

【使用されている曲】
It’s a Long Way to Tipperary / Albert Farrington 1915
Follow the Crowd / Irving Berlin 1914
Mysterious Moon / Edna Brown(Elsie Baker) with Bill Murray 1912

 

San Francisco Market Street 1941

 
 

「It’s a Long Way to Tipperary」は1912年に作られた楽曲で、1914年、第1次世界大戦の西部戦線でイギリス兵にさかんに歌われた。
アイルランドの美しい田舎町ティペレアリーの若者パディが大都会ロンドンに出てきたが、故郷の恋人が忘れられずに手紙を書いた、という、
なにやら『木綿のハンカチーフ』を連想させる内容。
大学の応援歌のような屈託ない明るいメロディーが国を超えて好まれ、当時から替え歌が多く作られたそうで、Long Way(長い道)がWrong Way(悪路)になったりと、『討匪行』の「どこまで続く 泥濘(ぬかるみ)ぞ」を髣髴とさせるものもあったらしい。

http://www.pointex.biz/seinan/index.php?option=com_content&task=view&id=339&Itemid=9

 

追加記事

(2009年12月11日)

 

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