2001/5/6 日曜日

続・山手線漫遊記

カテゴリー: broadside ballad — eiji @ 14:55:04

 山手線一周に失敗してから幾星霜?……イエ、一週間。

 GW真っ只中の5月4日、あの続きをやりました。
 そしてついにリベンジ……できたかどうかは見てのお楽しみ!

 
 

午前10時30分、神田駅の改札を出る。
前回、無念のリタイヤをした場所だ。
今度は絶対完走ならぬ完歩をするぞと、決意も固く、
ガード下の本格カレー店「印度屋三平」の前でオデコに手をあてて亡き三平師匠の霊前に誓うのだった。
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(千代田区神田鍛冶町3-2)

写真左下半分にヘンなものが写ってたので消しましたよ(笑)
それにしてもこの辺りはコイン・スタンプ店やら金券ショップがやたらに多い。
銭形平次の地元だからか?

 
 

秋葉原へ来てどこも見ないで通過するなんて初めてのこと。
秋葉原から中央通りを北上。
自転車屋にハイライザー風チャリを発見。
まあ皆さん興味ないでしょうけど、日本も1970年代のアメリカにやっと近づいてきたのかななんて思いつつシャッターを切りました。
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(台東区上野3-16)

 
 

上野アメ横の上中(うえちゅん)通りにあった花輪。
「モー娘。」やら「つんく」やらが贈ったことになってるのが面白い。
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(台東区上野4丁目)

 
 

上野駅前で山手線線路の外側へ。
上野7丁目は昔からバイク・ショップが集中している地帯でかくいうオイラも大昔ここで買ったことがある。
しかし不況のせいか現在は大手が独占、ハーレーのカスタムバイクが所狭しと並べられていた。
カメラを向けたとたん屈強な店員から即クレーム。
だったら店内に入れておけってんだ、と思いつつもそそくさと逃げるように立ち去るオイラであった。
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(台東区上野7丁目)

 
 

カスタムバイクの次はカスタムサイクル。
ローライダーという種類のもので、ヒップホップ系の御用達。
見るからに乗りにくそうで、実用性はほとんどないんじゃないか?
レンズに偏光フィルター付ければもっとハッキリ写せたんだろうけど、持ってないのヨ。
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(台東区上野7丁目)

 
 

鶯谷駅と日暮里駅の間は有名なラブホテル街。
「街」というより迷路と云うべきか。
以前ここを通った時はロシア系の立ちん坊(街娼)がいた。
今回は真っ昼間だったが、どう見ても四十路のネエサンが路地の入口と出口に立っていてオイラに声をかけてきた。
うわ恐いわぁ~
それにしても堂々とカップルが出たり入ったりしていて、
テメーらセックスくらい家でしろ!……とか言うてますけどね

ホテル街を抜けると「みこし担ぎ手募集」の掲示が。
“みこしを担ぐ”というと、オイラとしては『仁義なき戦い』を思い出すわけで。
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(台東区根岸2-9)

 
 

日暮里・西日暮里の周辺は、線路の枝分かれが多く、ガードやら踏切やらがやたらと多い。
ふと見ると「エリザベス」なる看板。
エリザベスの愛称はエリー。エリーといえば桑田佳祐、エリー・ゲイことエリー・グリニッチ、鶴間エリに江利チエミ。
してみるとチエミはエリザベス・チエミであったか?
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(荒川区西日暮里2-54)

 
 

西日暮里駅で山手線の内側へ。線路脇の長い坂道を上ると北北東に北区田端新町の眺望が広がる。
ここから田端までは再開発でずいぶんと風景が変わった。道のないところに道が出来、大小のマンションが立ち並ぶ。
某党の掲示板になぜか都営住宅の募集情報が。
以前雑誌で、都営住宅の斡旋につき不正があるとの記事を見たことを、ふと思い出した。
ま、関係ないか。
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(北区田端1丁目)

 
 

田端駅周辺は変りすぎだ。昔日の寂れた感じは微塵もない。
“消毒”が行き届いちゃってる。
「とうだいばし」からの見晴らしはオイラにゃどーにも面白くない。
新幹線の先頭車両どうしの連結が、せめても昔の手塚治虫の漫画の絵のようで救われます。
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(北区田端6-1)

 
 

この巨大なゴルフボールは山手線から見えるので知ってる人も多いだろう。
田端―駒込間は急カーブで、しかも一段低い場所を線路が通っている。
線路際(山手線の外側)には住宅が密集し細長い路地が入り組んでいる。
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(北区中里2-25)

 
 

建物の名前にはむかしから興味があった。
西日暮里5丁目ではマンション『アミーゴ神山』、千駄ヶ谷4丁目では『代々木駅前ビル』を発見。
しかし今回はこれがイチバンのお気に入りだ。
その名も『地ビル』。
地ビールじゃないよ。
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(北区中里2-6)

 
 

お名前シリーズ第2弾は『EPマンション』。
何の略なのか?
まさかSP、LP、CD……んなわきゃねーな。
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(豊島区駒込2-15)

 
 

豊島区なのに文京区の匂いがする駒込駅前、駒込橋の上から芥川製菓本社ビルのカンバン「アクタガワチョコレート」を撮ったのだが、小さくて読めない(!)
望遠レンズが欲しいね。
で、アクタガワチョコレートって聞いたことありますか?
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(豊島区駒込3-2)

 
 

大塚駅前でヘバッて昼食。午後1時を過ぎていた。
駒込、巣鴨、大塚と、だんだん町並みが小綺麗になっていくと思ったら大塚と池袋の間でまた元に戻り、ラブホテル、ソープ、ヘルスが所狭しとひしめいて、やばい雰囲気が続く。
目つきの悪いやくざ風の男や、一人でホテルへ入っていくぴっちりとしたミニスカ姿のホテトル嬢の姿が目をひく。

路地でバーブ佐竹の宣伝ポスター2種を発見。
21世紀がどうしたこうしたと、らしからぬ惹句がはいってる。
ポスターを貼っている店の名は『スナック幸』。
某政党の選挙ポスターも貼ってあったりします。うへぇ。
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(豊島区上池袋1-8)

 
 

池袋・東急ハンズでぶらぶらし、書店で歴史本を2冊購入。
この辺りまでくると、もう写真に撮るものとて無い。
緩やかに下る明治通りで、ハイライザー型改造自転車を見つける。
だんだん疲れてきて、もうどうでもいいってカンジ。
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(豊島区目白2-6)

 
 

明治通りを歩いていたら神田川とぶつかった。
“あの歌”みたいなアパートはないかと思い、河畔を歩けば、
取り壊し寸前の「松葉荘」なるアパート。
おお、雰囲気あるなぁ。
こんな所でデザイン事務所に勤めてる彼女と同棲して、カラコロと下駄を鳴らしながら一緒に銭湯に行ってみたかったなぁ。
まぁ『同棲時代』はめったになくて、ほとんどは「タルマタケ」の世界だったんだろうけどね。
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(豊島区高田3-5)

 
 

新大久保駅前の、道行く人の韓国語・中国語ばかりが聞こえてくる大久保通りを南下して小滝橋通りへ出る途中で、鎧かぶとのカーネル・サンダースに遭遇。
ああ、明日は子供の日であったか。
正面から撮れば店から文句があるやもしれず、小心者のオイラは真横から物陰に隠れてパチリ。
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(新宿区百人町1-17)

 
 

高田馬場と新大久保の間の、ナーンにも無いただっぴろい一本道を、
オレンジ色の西日を背なに浴びつつ、満州の曠野をゆく敗残兵のように歩いたあのあたりから左足のふくらはぎが硬直し、
引きずって歩く様はビバッパルーラのジーン・ビンセントのよう。

それでもなんとか新宿西口を通過。
代々木駅を過ぎて線路を横断。
ふたたび明治通りへ入れば、歩く人の装いもガラリと変わり、ナウでごきげんなヤングで狭い舗道がさらに狭くなる。

新宿から原宿まではラッシュアワーなみの人出で、ちーとも前へ進まれない。
このころになると、けッつまづくことが多くなり、目もかすんできて今にも倒れそう。

原宿の中古本屋で、本やCDを見てひとやすみ。
ノーランズの歌謡曲カバー集が980円。迷ったあげく買わずに出た。
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(渋谷区神宮前1-9)

 
 

前編でスタート地点とした渋谷駅前へ、這うようにしてたどり着いたのは午後6時33分。
ほぼ8時間歩き続けて、ついについに山手線一周の漫遊記はここに完結したのでありました。
ゴクローサン!!

 (おしまい)
 

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