
2010年になりました。
一蓮托生の日米財政、逃げ場のない地球規模の気候変動の、そのますますの悪化については前回書いた通りです。人間というのは不思議なもので、自分に直接火の粉が降りかかるまでは面白がってるだけ。これが自分のことと
なるととたんに騒ぎ出す。一人二人では冷たい視線を送るばかりですが、大勢が騒いでいるとこちらまで浮き足立ってくるものです。今年はそうした現象が身近に起きてくる一年になりそうです。
しかしどうもこの不景気というのは困ったもので笑顔が減ってきますね。
昔はほとんどの人が貧乏でしたから、助け合おうという気風が強かった。だからそう暗い気持でもなかったんです。それが万博のあたりから、ご近所同士が見栄の張り合いをするようになって、愛想笑いや冷笑ばかりが蔓延るようになってしまいました。豊かさの代償が心の貧しさだったなんて、出来すぎた皮肉ですねぇ。
昨今は貧乏な人がまた増えてるそうですが、かつての人情が復活するとも思えません。いったん変質したら元には戻れない。タンパク質みたいなもんです。こんな具合ですから少しはシャレた世の中にしたい、面白くない世を面白くしたいと念願し、無い知恵を日々絞っております。この努力、果たして報われる日が来るでありましょうや……(つづく)